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(続き)
内湯の浴槽は、手のひらを60cmほど沈めると見えなくなる濁り。黄茶色のはっきりとした色があります。舐めてみると超しょっぱい。傷や肌が荒れたところがあると結構しみます。掻いたところすらややピリピリする刺激の強い湯ですね。成分表を見ると圧倒的なナトリウム分。
露天風呂は濁り度がやや強く手のひらが50cm程度で見えなくなりました。塩素臭は感じませんでした。
全体的に温めですが、露天岩風呂に関しては受付に「温度が上がりませんのでご了承ください」とのお知らせがあるようにさらに温く感じました。でもじっくり10分ほど浸かっているとしっかり温まりましたので、それほど低いというわけではありません。
クールダウンできるところはせいぜい丸いジャグジー風呂の縁に腰掛ける程度。
汚れや照明の切れなどは無かったように思います。
匂いはこの温泉独特なものがありますし成分的にも比較的出易いかと思います。この日行ったときは感じませんでしたが、以前多少そういうものを感じたこともありました。もちろん許容範囲内のものでした。
浴後は半乾きだとべたべた感が結構あり。乾いてくるとあまり感じませんが、ただそのままで出てくると乾いた時に塩を吹くことがあるかも。耳の裏が粉ぽくなっていて、塩の結晶らしきものが出来ていました。気になる方はさらっと上がり湯をかけられるとよいかも。湯上がり後はポカポカ感が長く続くので、冬向きの温泉とも言えます。
そのあとレストランでカレーを頂きました。値段が高いですが、とても美味しかったです。フルーティーな甘味とはっきりした酸味があり、辛さはペッパー系のすっきりした辛さで。男性では量的にちょっと少なめかな。このカレーが食べれないのは、また寂しい。
あとレストランとは別ですが、同じ階に休憩室があり。(写真左上)
源泉名 内海・山海温泉一号井
ナトリウム-塩化物強塩泉(高張性弱アルカリ性低温泉)
泉温44.6℃
Li 0.5、Na 9000.0、K 161.0、NH4 21.0、Mg 116.0、Ca 368.0、Sr 3.6、Ba 0.7、Mn 0.7、Fe 2.2、
F 1.0、Cl 14900.0、Br 51.1、I 12.2、SO4 4.1、HCO3 166.0、CO3 0.4、
メタケイ酸 87.7、メタホウ酸 126.0、CO2 8.2、
溶存物質 25.02g/kg、成分総計 25.03g/kg、
温泉の分析年月日 平成15年11月11日
加水無し、加温あり、循環ろ過装置使用、次亜塩素酸添加
再開されるかどうか現段階では何とも言えない状況ですが、上記のように楽しめる温泉で帰ってきてほしいと思っております。
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