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「温泉シールラリー」で10月上旬の日曜日、朝一で訪問。
靴は履いたままロビーを動き回れます。で、脱衣場の踊り場で脱ぐというスタイル。
まず、ここのレストランではそば食べ放題が出来ます。
挑戦してきました。朝飯抜きで。食べ放題だから蕎麦は悪かろうと思っていましたが、それほど悪くはなかったです。というか美味しかったです。ただし、砂肝とサラダの2品が別途つきます。そちらも少々量有り。これらも食べなきゃならないし、また蕎麦を残したりすると罰金取られるよう。ですので、最後の一枚を食べ残しないように頼むのが意外と難しいかも。食事後は軽い休憩入れはしましたが、温泉に浸かるわけですからやや抑え目に食べました。
分析表を見て気付いたんですが、道向かいの道の温泉駅かれんと同じ源泉だったのですね。かれんに行ってからそれを知らずにここへ寄ったのでちょっとがっかり。
源泉湧出地はこのゆったり館の裏にある山の上の方にあるそうです。
湧出地では43℃ぐらいですが、引湯により28℃ぐらいまで下がってしまうようで、それを熱交換器で加温しているとのこと。
それからここの休憩所は15:00よりカラオケタイムになりますので休憩所をご利用の方はご注意を。
さて浴室ですが、かなり変な作りになっています。
露天は開放感全くなし。4人ほどしか入れずしかも変わり湯。ちなみにこの日は「ハーブの湯」。また外気でクールダウンできるスペースはあまりありません。クールダウンしたい場合は、室内となりますが、2階の強クーラー室を使うこととなります(寝椅子3つ、座椅子1つあり)。
内湯浴室は2階構造になっています。
(写真上右)階段を上がっていくと2階すぐには強クーラー室(写真下左)があり、それを通過していくとサウナ、冷水浴槽(写真下右)があります。
この冷水浴槽は塩素なし加温なしの源泉掛け流し浴槽。25℃程度で、広さ4人程度。
ただ、この源泉掛け流し風呂はサウナの前にあって、壁には「冷水浴」とかかれていますので、多くの方は単にサウナに対しての水風呂として使われているようで、すごく扱い悪いなぁというのが感想。これじゃ、サウナに入らない人は源泉浴槽があること自体知らないで帰る人もいるんじゃないかなと思いました。
また温められた温泉浴槽と冷えた源泉浴槽との交互入浴なんて楽しむことが出来たらいいのですが、温められた浴槽は2階にはないですし、本当は1階にも冷えたままで良いから源泉浴槽がほしいところかと。
その源泉ですが、無色透明でさらりとしていて、本当にうっすらですがゴム臭というか硫黄臭というのか、微妙な匂いがします。循環浴槽では感じなかったので、冷水浴槽では温泉の新鮮さがわかりますね。ただし、温泉自体の力は弱い。ヌルヌルもあまり感じないです。
サウナは10人前後、冷水浴槽4人、サウナの温度表示は84~88度、体感的には熱くもなくぬるくもない。
あととても気になったのが、浴室内の露天の入口にある直径1mほどの円形に囲まれた場所。受付で聞いたら以前そこに観葉植物を置いて飾ってあったそうで、そのためのスペースだそうです。
源泉名 飛騨金山温泉
泉質 アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性低温泉)
泉温 源泉摂氏 43.3℃ 使用位置 28.6℃、
Na 221.3、K 1.7、Mg 0.2、Ca 27.2、
F 8.2、Cl 342.3、HS 0.2、SO4 1.4、HCO3 28.2、CO3 6.2、
メタけい酸 22.1、メタほう酸 7.8、
成分総計 667mg/kg
分析年月日 平成元年5月29日
加温あり、加水なし、循環あり、塩素投入あり。
※2階冷水浴槽のみ循環なしの源泉。塩素投入もなし(フロントにて確認)。
※道の温泉駅かれんの方の分析表では「湧出量410L/m(自噴)」となっていました。1人が参考にしています