-
なぜか人気があり、いつも混んでいるとの噂を聞き、朝一番に訪ねることにしました。営業時間よりかなり前に着いてしまい、駐車場にもロープが張られている状態でした。しばらくすると、お姉さんが軽トラックでやってきて、第二駐車場のロープを外してくださったので、そこに車を停めて営業開始を待ちました。そのかいあって、一番風呂に入ることができました。
とはいうものの、日ごろの行いが悪いせいか、生憎の天候で、霧の中か雲の中の入浴になってしまいました。勇んで露天風呂に行きましたが、この施設自慢の絶景を拝むことはできませんでした。それでも時々、すっと霧が動いて、目の前の案外近いところに黒々とした山が現れて驚かされました。
一番風呂に入ったためか、塩素臭はありませんでした。女風呂はお湯が溜まる途中だったようで、露天風呂が満ちるまでしばらく時間がかかったようです。その日のお湯は朝から注いでいるので、いい湯を楽しむにも、混雑を避けるにも、やはり朝早く訪ねるのがよさそうです。循環もさせていますが、源泉も常に注がれているようで、わずかではありますが湯舟の縁から溢れ出ていました。
個性派揃いの北信の温泉の中にあって、ここのお湯はほとんど特徴がありません。泉質を重視される方には物足りない温泉だと言えるでしょう。2人が参考にしています