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この秘湯へは宇奈月から黒部峡谷鉄道のトロッコ電車に乗らないとたどり着けない。
駅員や販売員の方々に笑顔で手を振られ見送られながらトロッコ電車が出発すると、峡谷を走り宇奈月ダムを経て黒薙の駅に至る。
この峡谷の中の駅は一般客にとっては黒薙温泉専用駅のように見えたりする。
黒薙駅で下車後レールを渡り、黒薙温泉へ通じる山道を20分くらいかけて歩く。
(後から知ったが、駅付近の支線トンネルを近道として駅員の許可をもらえば利用できるとのこと)
到着すると源泉から発せられる軽い硫黄臭を感じるとともに、黒部峡谷真っ只中の大露天が待っていた。そばには渓流が流れる。
無色透明のさらっとした湯で、小さな湯の花も見受けられた。
この澄んだ無色透明の湯というのが清らかで、峡谷の自然とマッチングしており良い。
トロッコ電車からの峡谷の風景、20分位の軽い山道歩き、そして渓流や四方八方を山で囲まれた露天を一度に楽しめる。
日帰り利用だったが、深い峡谷の中の夜とはどんな感じなのだろう。宿泊利用もしてみたいと思わされた。5人が参考にしています