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初夏に続き、深まりゆく秋に2度めの来訪です。
偶数日・奇数日によって、男湯と女湯が入れ替わるため、今回は前回と違う湯に入りたいと思い、訪れました。午後に訪れたのですが、連休の初日にもかかわらず、チェックイン時は展望ロビーに1人しかおらず、ずいぶんと空いていました。
この日の男湯はA館、女湯はB館です。A館は2階が更衣室と内風呂(源泉の湯とジェットバス、洗い場)、3階が展望サウナと水風呂、洗い場です。
相変わらず源泉は茶褐色で効用を実感できるお湯です。
「富士見の湯」は「富士見」というだけあって、遠くにうっすらと富士山を望むことができました。また、展望サウナも階段式の所と高床の平場になっている所があるので座りながらでも横になってでも入っていられます。
高温の乾式サウナですが、展望が良いこと(テレビもあります)と室内が広いということで、熱いにもかかわらず、水風呂と交互に何度でも入りたくなってしまいます。
ただ、敷いてあるタオルを定期的(こまめ)に替えてもらえるとより清潔でよいなぁと感じました。
女湯では一緒に行った家族が「ラディアントバス」を楽しみにしていたにもかかわらず、3つあるバスに特定の人が席を外しても(水を浴びに行ってる?)タオルを置いて専有していたために、結局、一度も入れずじまいだったとのことです。それほど混んでいたわけではないのに、一度も利用できないというのはあんまりですよね。これは施設側の課題でなく、利用者のマナー(モラル)の問題ではありますが、家族はとてもとても残念がっていました。
また、湯から上がる頃には混み始めてきていたのですが、前回も感じましたが、やはり湯上り処が少ないため、展望ロビー(カフェスペース)で雑魚寝をしている方が多くいました。
私にはこの点だけがどうしてもせっかくの大人の隠れ家的雰囲気を損なってしまっているように感じます。なんとか、湯上がりにリラックスできる場所が別にあると完璧な「最上級の大人の隠れ家」となりうると思うのですが…。
とはいえ、この施設・温泉・従業員から醸し出される静謐な雰囲気は、ここに来る人の心を落ち着かせ、静かに入浴を楽しませる環境を創り出していることは間違いありません。遠く印旛沼に沈みゆく夕日とうっすらと霞む富士山はとても美しかったです。是非また季節を変えてお邪魔したいと思います。1人が参考にしています