-
投稿日:2010年1月3日
秩父のお湯に嬉しいビックリ☆ (秩父川端温泉 梵の湯(ぼんのゆ))
イーダちゃんさん [入浴日: 2009年10月20日 / 2時間以内]
55.0点
-
55.0点
-
55.0点
-
0 - 点
-
0 - 点
09'去年の10月20日---やや昔のことですけど---最近温泉に目覚めたという会社の後輩のSちゃんのお薦めで、彼女の地元の埼玉の秩父のこちらの施設に行ってまいりました。
「とにかくいいお湯なんですから。絶対Iさんんも入ればはまりますーっ」
「へー、マジで?」とか僕はわりに余裕たっぷり風に答えたりはしてたんですが、実はそのとき結構小さな恐慌気分に襲われていたんです。
もし、Sちゃんの推薦してくれたお風呂が、塩素入りだったらどうしよう?
なんていって褒めればいいんだ?
イーダちゃんはどちらかといえばお湯至上主義者のきらいがあって、お湯さえよければ施設や食事が少々わるかろうがヘーキのよっちゃんみたいなところがあるのです。しかし、お湯がいけないと、もー いけない。表情はとたんに曇りはじめ、不機嫌憮然、わずか10秒くらいでお湯からあがったりしてしまう。
どーも妥協できないんですよね。大人げないけど我慢できない。
そんなこんなでこの日の秩父行にはいささかの不安感をもってもいたんですが、ラッキーなことに、それ、杞憂に終わりました。Sちゃんの鼻はたしかだったのです。「凡の湯」、僕の貧相な予想をはるかに覆す、実力のある、ホンモノの名湯でありました(^.^;>
平日の午前中だったもんで、お客、少なかったですね。
内湯も露天も独占状態。
特に露天の柵際に立つと、荒川の滔々たる流れがまじかに見えてね、秋の上天気に恵まれたお蔭もあって、爽やかな、記憶に残るいい湯浴みをするこができました。
お湯はね、重曹泉。僕は、どっちかというとこの重曹泉って苦手なほうなんですが、こちらの施設の重曹泉はよかったなあ。お湯はそんなにアチチじゃありません。透明で、心地よいぬめりけのある、あったまり効果抜群のトロトロ湯。
「まえに入ったときはもっと黄金色に濁ってたのに、今日は澄んでた。Iさんに濁ったお湯に入ってもらいたかったのに」なんてお湯後Sちゃんはいくらか不満げでいましたが、いやいや、濁り湯ってさ、実は地中にいるときは透明なんだよ、どんな濁り湯も空気に触れてからいろんな色に変化するんだ、酸化ってやつだよね、だから、午前中に俺らが透明な湯に入れたっていうのは新鮮なお湯に恵まれたむしろ有難いことなんであって、濁ってないからよくなかったってことじゃあないんだよー なーんてウンチクをついレクチャーしちゃったり。
でも、Sちゃんもそれで納得して「へえ」なんてびっくりしてましたよ。
いずれにしても「凡の湯」の重曹泉はよかとです。
あと、こちら、施設も木肌の温かみをうんと生かした、清潔な、ひろーい、余裕ある造り。秋の微風を湯あがりのさらさら肌に浴びながら、浴後のベランダで飲んだ牛乳の美味しさがいまも忘れられないですねえ(^.^;>3人が参考にしています
-