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「温泉博士」を持って訪れた。車は近くにある町営駐車場(無料)に置く。赤い橋の対岸右手がめざす積善館「元禄の湯」だ。アーチ型の窓が目に入る。大正ロマネスク様式だそうだ。靴を脱いで受付へ行くと、靴のままでどうぞとの由。それほど手入れが行き届いている。元禄の湯もどこで靴を脱いだら良いのかまごつく。暖簾をくぐり、戸を開けるとあの浴室が目の前に飛び込んできた。脱衣場浴室一体型だ。5つの浴槽、高い天井、個室型蒸し湯、アーチ窓、等々まわりをきょろきょろ見ていたらアッという間に時間が過ぎた。脱衣スペースにある長椅子に腰をおろし、スダレ越しに入ってくる初秋の風で涼をとった。次回は宿泊し4万の病を治すといわれる四万のお湯を堪能したいものだ。
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