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松島や ああ松島や 松島や
松尾芭蕉の川柳ではないらしい、芭蕉の松島での川柳は無い
松島は五、七、五には収まらないと言う事で
この句の意図も読まなかった事への解釈も同じで本意は変わらない。
しかし真相は芭蕉に聞かなければわからない。
ここの露天にいたらこの句が沸いてきた。そんな気分になった。
松島は松島でもぜんぜん違う松島であるのだが。
乙女の湯、ツルヌルで泡付もかなりあった
湯温は温めで内風呂は備え付けの温度計で39.5℃前後
露天はもっと低い、いつまでもゆっくりは入れる。
熱いのが好きなのだがここのぬる湯は心地いい。
ぬる湯を見直した、温泉の奥深さを再認識した感じだ。
泉質も浴場の造りも申し分ないと思う。
内湯は床と壁は肩から下、浴槽まで総黒御影仕上げで高級感があったりする。
シャワーも温泉、アトピー治療への配慮か洗剤はシンプルな石鹸のみである。
この石鹸置きもセンス良くて、黒御影に白い石鹸が映えるような拵え方だ。
ただ露天にて、月夜である、聞こえてくる鈴虫の単調な鳴き音を掻き消し続けた
BGMで流れる、めまぐるしく強弱するバイオリンの音だけが気になった。
女湯男湯の順で改装しており男湯が新しくなって2年目だそうである。
沸いてきたのは正確には、おお”松島であった、何回か通うと ああ”になるのだろう。
すでに ああ”の人が羨ましい。5人が参考にしています