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投稿日:2012年8月1日
奥塩原 新湯温泉 寺の湯共同浴場 (寺の湯)
paw_pawさん [入浴日: 2012年8月1日 / 2時間以内]
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塩原に行ったら素通りできない湯の一つが、こちらの寺の湯共同浴場。半年以上足の遠のいていた塩原温泉でしたので、早速再訪です。既に口コミ済みですが、今回ちょっとした変化&気になる出来事があったので、それらを中心に口コミさせていただきます。
まずちょっとした変化なのですが、湯小屋に以前はなかった源泉かけ流し宣言なる幟が取り付けられていました。新湯や元湯の奥塩原は昔から源泉かけ流しが当たり前の湯場ですが、それを改めて前面に出すことで、さらなる集客を見込んでいるのかもしれません。素晴らしい湯場ですので頑張っていただきたいです。
そんなことを思いながら湯小屋前の階段を登っていると、お隣の市から来たという60代のお父さん二人と一緒になりました。しかし、このお二人、なぜか協力金を納めるそぶりがない為、お泊りではないので300円お納めするのがルールですよねと水を向けると、「俺らは後でまとめて入れるから」などとおしゃっり、結局協力金を納めようとしませんでした。協力金は管理維持のための大事な資金です。むじなの湯、中の湯も含め宿泊以外のご利用は必す協力金を納めていただきたいです。納めない方が増えれば、宿泊者だけしか利用できない事態にもなりかねません。なんとも残念で釈然としない光景に出くわしてしまいましたが、気を取り直して浴室へ。
3年前にリニューアルした浴室は年季を重ね、すっかり味わいのある浴室に成長しています。詳しくは触れませんが、コクのある硫黄臭、マッタリとした被膜感のある肌なじみなど、さすがは寺の湯です。「やっぱり硫黄はエエな~」としばらく悦に興じていると、ご宿泊のご婦人グループが加わり一気に賑やかに。寺の湯が混浴だったことを久しぶりに思い出しました(笑)。共同湯というよりは銭湯のような活気のある湯浴みを満喫して同湯をあとにした次第です。
最後に湯口についてちょっと触れておきます。リニューアル後に湯口は塩ビ製に変わりましたが、細かい調節ができるようになっています。先端に小さな穴の開いたキャップがついているときは、源泉の投入は水鉄砲のように少量です。その穴をふさぐ櫛棒もあり投入を止めるもできます。しかもそのキャップ自体も取り外しができ、キャップを外すと投入量が多めになります。さらに二つある湯口の片方をクルッと上に向けると分配されていた源泉が残りの一か所からのみ多量に投入できる仕組みになっており、マックスに源泉を投入したい場合に重宝します。状況を見ながら試してみてください。共同湯ですので他に入浴されている方がいる際は一声かけると良いでしょう。8人が参考にしています
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