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強酸性の湯が沁みます。
非常に力強く文句の付けようがありません。
最初に「下湯」次に「上湯」最後に「川原湯」の順番で湯浴みさせて貰いました。
どの浴場も味わい深い鄙び加減と重厚さがあって、静かに浸かっているだけで不思議と落ち着いた時間が流れていきました。体感としてはやや熱め程度ながらも、酸っぱかったり、しょっぱかったりなかなか味わえない複雑な顔を持つ湯は存在感ありあり。他の温泉地の人がわざわざ入りに来るというのも納得です。
薄暗い浴場内は陽が照れば眩しく、日陰になれば夜のようで雰囲気がくるくる変わります。
ひと時の入浴だけでは勿体無いくらいの郷愁が漂い、何とも言えない魅力が溢れていました。3人が参考にしています