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- 玉川温泉の口コミ ☆八幡平に憧れて④玉川温泉再訪☆
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投稿日:2010年7月10日
☆八幡平に憧れて④玉川温泉再訪☆ (玉川温泉)
イーダちゃんさん [入浴日: 2010年7月6日 / 2時間以内]
55.0点
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2010年7月6日---後生掛温泉に泊まって2日目の火曜日の朝、後生掛温泉から直接玉川温泉を目指しました。
3年ぶりの再訪になります。以前、乳頭温泉郷の黒湯からR341で北上し訪れた際には1時間半ほどの時間を要し、ずいぶん山奥の温泉なんだな、といったような印象のあった玉川温泉なのですが、後生掛温泉からR341伝いに訪ねてみると意外や意外、あの玉川温泉が1時間もかからないご近所じゃあないですか。
いや、びっくりしました。
行く途上の道は雨もようのくすんだ天気だったのですが、着いてみるとなんと夏日100パーの見事なまでのかんかん照り。とゆーわけでビニール傘片手に玉川の地獄を散策することとなったのですが、いや~ 何度きてもここは凄いや。
煙、煙、はためく煙。吹きだす無数の源泉と硫黄の薫り。岩に巨石。原色の黄色に変色した鮮やかな噴出口。そして、わずかな平地に張られたテントが1棟、2棟。そのなかで寝転ぶ無数の人々。温泉神社の小さな鳥居。鳥居の赤色の近くにゴザを敷いて寝転がっている皺の深い老夫婦……。
ほかの温泉とこちら玉川温泉が圧倒的に違うのは、娯楽の要素がこちらではほとんど見かけられないという点でせうか。多分、こちらの湯治客の大部分が、観光的要素の少ない、本物の病人で占められている割合が高いせいだと思います。
そういえば後生掛温泉のおばちゃん連中も「玉川」はコワイ、本物の病人の湯治客ばかりだから、観光を楽しむといった気にはとてもなれないっていってましたっけ。
さもありなん、何度きてもここは温泉地っぽくありません。ちゃらちゃらした部分がまったくないのです。みんな、病に悩み、救いを求めにきているのです。ですから、誰の背中にも苦しみと祈りの気配が感じられ、そういった湯治客とひとりひとりすれちがうたびに、胸がなにやら厳かな気配に満たされていくのが分かります。教会の「カテドラル」といった単語が、またしても僕の脳裏をかすめていきました。
さて、イーダちゃんの今回のめあては実はこちらの地獄の露天風呂だったのですが、あいにくのことこの日はお湯が抜かれていたので以前と同様屋内の大浴場に足を向けることになりました。
3年ぶりの玉川の湯は、やはり凄かった。
気持ちいいんじゃない、ここのお湯は基本的に「痛い」んです。特に源泉100パーセントのお湯に15分ほど浸かったとき、僕は、自分の両臀部がびりびりと痺れるように痛んできたんでびっくりしました。
自分周りの湯浴み客を見てもみんな静か、一心に目を閉じて、無言で浸かっています。
僕はこちらの湯に浸かっていたのは、実質的には30分ほどだったのですが、今回の効きは凄かった、あとからがくんと効いてきました。
おかげでその夜はへろへろになってしまい、読書もだめ、持参したパソコンも一度もあけられず終いでした。
流石、凄玉・玉川温泉、鬼マジ凄え。ええ、こちら、あいかわらず現役の聖地です。多分これからもずっとそうでせうm(_ _)m
P.S.キャンディさんへ---OH、奥入瀬グリーンホテルにいかれたんですね。気に入られたみたいで超嬉しいです(^^)1人が参考にしています
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