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ここも松田教授の百名湯(DVD版ほか)で紹介され、またJR東日本の新幹線の座席ポケットにある雑誌にも記載された宿でした。今回、やっと予約がとれたので宿泊してきました。
外見はシンプルなコンクリート4階建てですが、内部はこぢんまりとした和風調で、お風呂は1階に千人風呂、天女風呂(女性専用)、露天、芳香浴があり、4階に、陽の湯、陰の湯がありました。また車の送迎で庭園露天風呂がありました。
1)庭園露天風呂(母里の湯)、新井2号5号泉。
紅葉がりの大渋滞にはまってしまい到着が遅れたため、暗くなってから連れていってもらいました。湯口がありますが、実際には湯底の割れ目からお湯が湧き出すようになっていました。熱めであたたまるお湯でした。夜はまわりが暗くて、たぶん一人では怖いかと思います。
2)薬師千人風呂、混浴、新井2号5号泉。
やや熱めで、黄色透明。天女の壁画、目の絵、湯気、ライティングなど見事という他ありません。お湯は体にひっつくような感じで、入浴後に眠気を感じ、その後に目が覚めるような感じでした。
3)露天、内鍵付、新井2号5号泉。
ややぬるめ。きれいな黄色透明。すだれがありますが、2階から見えそうな。。
4)陰の湯、内鍵付、大沼の湯1-2-3号混合泉+木炭。
お湯は赤湯で、やや黒めのちぎれた海苔状の湯の花がまっていました。隠し部屋のようなお風呂で、子供はかなり喜んでいました。
5)陽の湯。何度か4階まで行ってみましたが、いつも先客が入浴中でした。残念。
一泊ではなかなかお湯の特徴的な良さはわかりませんでしたが、何日か湯治をするとまた異なった印象があるのかと思います。
新井2号5号泉。74.6℃、pH8.0。(mg/Kg)Na 454.3、K 31.5、NH4 1.4、Mg 3.1、Ca 17.4、Al 0.2、Fe(II) 0.2、Zn 0.3、Cl 175.5、HS 0.1、SO4 214.1、HCO3 714.0、メタケイ酸 195.4、メタホウ酸 39.4、CO2 22.0。総計 1.852g/kg。
大沼の湯1-2-3混合泉。62.0℃、pH 7.0。Na 181.9、K 20.8、NH4 4.7、Mg 3.3、Ca 8.2、Mn 0.2、Fe 0.4、Cl 49.8、HS 0.1、SO4 7.3、H2PO4 6.9、HCO3 521.8、メタケイ酸 194.5、メタホウ酸 10.5、CO2 66.0。総計 1.011g/Kg。2人が参考にしています