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投稿日:2007年11月18日
共同浴場を中心にレトロな「浴舎」の街並み (鶴の名湯 温湯温泉(ぬるゆおんせん))
もうすぐ千湯さん [入浴日: - / - ]
44.0点
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黒石温泉郷の温湯温泉は、開湯400年で、湯の良さから津軽藩主も通ったそうです。
温泉の歴史は比較的浅いですが、共同浴場を中心として、明治から大正時代ににかけて
建てられた湯治客専用の「浴舎」と言われる木造建築の宿が今でも並んでいます。
「浴舎」には内湯が無く共同浴場に通って湯治をしたそうです。
共同浴場と、ともに歩んできたレトロな街並みに、歴史と保存に感銘を受けました。
早朝4時からの営業に大勢の地元の方々と湯治客が共同浴場「鶴の湯」に集まって来ます。
温泉が、生活の一部に溶け込んでいるように、思えました。
温湯温泉の特徴は、
「浴舎」古来の湯治形態だけで無く、温泉名にもありました。
温湯温泉は、低温の温泉では無く、浴後でも身体が大変良く温まる湯と言う意味だそうです。
鶴の名湯・鶴の湯は、白壁とヒバをあしらった立派な建物で、正面に温湯こけしと鶴2羽の
オブジェが出迎えてくれます、
源泉名 鶴泉
泉質 ナトリウム塩化物泉(食塩泉・弱アルカリ性低張性高温泉)
泉温 46℃ PH値 7.34 成分総計 1.196g/㎏ 湧出量 450リットル/分
無色透明弱黄緑色・微塩味・微硫黄臭・内湯温度差2浴槽(44℃位・41℃位)・露天風呂無し・
弱泡付き・源泉至近距離・立派な内装・半円形湯口1つで熱湯・温湯の2口源泉投入・
掛け流し・加温なし・消毒なし・循環濾過なし・さらっとした感触・バリアフリー・浴場入口
に温故知新・温湯こけし多数展示・神棚あり
浴場内に入ると、湯船は温度差のある2浴槽に仕切られていました。手前が温湯・で奥が
熱湯です。温湯に浸かって、熱いのでびっくりしました。理由は福島県の微温湯・二階堂の
印象で浸かった為でした。後で、温泉名の由来を地元の方に聞き納得ました。
湯は、さらっとした感触で、浴後感があり、とても身体が温まる上等な食塩泉です。
温度差2浴槽を交互入浴をして、十分に名湯を堪能し幸せを感じつつ、
次の目的地である、落合共同浴場に向かいました。
2006年8月13日午前5:35撮影の全景写真を添付します。
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