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9月に立ち寄りました。八戸からレンタカーで約1.5~2時間。
宿そのものは、こぢんまりとした「あれ~ここで良かったのかな~」と思うような建物でした。
ふもとの十和田湖半温泉や保養センターなどの大型施設に配湯しているまさに元湯です。
男湯だけでも、旧館にタイルとコンクリートのおおざっぱな湯船が2つ、新館に内湯2つと露天2つの湯船がありました。ほか離れの風呂も温泉つきとのことですので、宿の規模を超える湯船が用意されているのではないでしょうか。
心地よい硫黄臭とごくわずかガス臭のする、青みがかった混濁のぬる湯(35-37℃)とやや熱めにした湯船がありました。このぬる湯は、おそらく1時間以上も長湯できそうなお湯で、私にとっては祖谷温泉を連想させるお湯でした。かけ流し、旧館の湯は加水しているようでした。
今度は宿泊して、ずーと長湯したいと思いました。
(猿倉温泉)硫化水素泉
88.0℃、pH6.37、18L/分。(mg/Kg) K 10.0、Na 35.9、Ca 42.01、Mg 30.45、Mn 1.50、Cl 22.9、SO4 192.94、HPO4 9.38、HCO3 98.00、メタケイ酸 57.45、メタホウ 酸8.86、メタアヒ酸 0.81、CO2 79.20、H2S 27.3。Total 616.8 mg/Kg
この成分分析表はかなり古いものなので、現在とは異なると思います。2人が参考にしています