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投稿日:2016年8月29日
市川市のレトロ銭湯 (月の湯(閉館しました))
baka123456さん [入浴日: 2016年8月29日 / 2時間以内]
44.0点
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33.0点
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京成線の菅野駅で初めて降りました。
駅前に広場など無く、いきなり住宅街、凄く古い木造の屋敷があったりします。
道は迷路のようだが、家は皆立派で高級住宅地という雰囲気。
例えて言えば「江ノ電」を降りてすぐ、鎌倉の住宅地に迷い込んだような感じ。
そんな菅野駅から15分くらいの、モルタル造りレトロ銭湯です。
中は番台式、黒光りした折り上げ格子天井、縁側と坪庭も持つ立派なもの。
大きめの施設で、ゆったり使えます。
特に素晴らしいのは、床、柱はもちろん「玄関、浴室の扉など全て木製」であること。
古い銭湯でも、今はアルミサッシが多いので、こういう施設は貴重と言えましょう。
浴室はカラン23、島カランにシャワー無しで広々した印象。
意外にも、壁際のシャワーはホース付きになっていて、さらにシャンプーセットが2組置いてあるサービスぶり。
浴槽は、円形のジェットと四角のバイブラ、温度は42度くらいか。
ペンキ絵は、千葉県のパンフでは、古い早川氏の富士山でしたが、今は新しく塗り直されたもので、海が描かれ、女湯側に富士山です。
私が子供のころだったら絶対、男湯側に富士山だろうけど、こういう「女性を尊重する社会」になって良かったと、私は思う。
男女壁に風車のタイルモザイクもあります。
HPでは「昔ながらの銭湯」という謳い文句で、建物は確かにそうなんですが。
ホース付シャワーを始め、脱衣所にエアコンが効いていたり、縁側にある古い和式トイレは閉鎖されて、別にキレイな洋式トイレがあるなど「お客さんの快適さ」には気を使っている、清潔感のあるレトロ銭湯でした。17人が参考にしています
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