-
この日はどこから回ろうか、かなり迷ったのですが、「照湯→神丘」という「肌ツルツル機能浴」コースをトライすることにしました。
異なる泉質の温泉に入って相乗効果を楽しむ「機能浴」はコンパクトな地域に様々な泉質の温泉が集まる別府だからこその醍醐味です。
※機能温泉浴のススメ
http://www.beppu-omoide.com/onsen.php
今回が3回目の訪問となる照湯温泉。
過去2回目の訪問は、組合員専用から一般へ開放された直後だったので、受付の方も同浴の地元の方々もどことなく余所余所しい感じだったのですが、約7年が経過し、観光客が立ち寄ることに関してすっかりみなさん免疫が出来られたように感じられました。
10時前の訪問でしたが、既に地元の方や観光客とおぼしき人が次々に出たり入ったりしていて、女湯も常に5人ぐらい利用者がいる感じでした。
けど、その人気ぶりも納得のお湯です。
シャワー・カランのない、正方形の湯船が浴室の中央にあるだけのシンプルな共同湯。
きりりと熱めのお湯は上品な硫黄泉の香りが漂い、肌触りのスベスベ感がなんともいえない気持ちよさ。「すごくいいお湯」と記憶していましたが、7年ぶりの入浴は記憶どおりの気持ちよさでした。
さすが、九州温泉道にも選ばれただけあります。
地元の方のマナーは極上。
皆さん、髪と身体をシャンプー・石鹸でしっかりと洗われてから湯船に入っていらっしゃいました。
このように地元の方たちが大事に扱っていらっしゃるから、お湯の質が保たれているんだなぁと思いました。
スムーズな回転を心掛けてのことか、地元の方は実にテキパキと髪や体を洗って、熱めのお湯にちょこっと浸かって、ささっと帰られるのですが、ごんごんはこの素敵なお湯との久々の再会が嬉しくて、洗い場で身体を冷ましながら、3度入浴を楽しませていただきました。
湯上りには受付の女性がにこやかに話しかけてくださいました。お湯への感動が冷めやらないごんごんでしたので「みなさんのお湯を外部の者に開放してくださってありがとうございます。」とお礼を申し上げると、受付の方は「こちらも経営が助かっているんですよ」とにっこり仰ってくださいました。
別府八湯温泉道を始めて以来、すっかり共同湯好きになってしまったごんごんですが、組合員の方たちが大切になさっているお湯に、格安の料金でお邪魔させていただくことには申し訳ない思いを抱いています。
ですので、「経営が助かっている」という言葉を頂けたことは、素直にほっとする思いでした。
参考URL:別府八湯温泉道~第128番 照湯温泉
http://onsendo.beppu-navi.jp/113.html5人が参考にしています