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湯けむり天使
湯けむり天使 温泉メダルをゲットしよう! さん のクチコミ一覧
件数:367件 平均点数:★★★  (3.5点)
男性/ 指定なし / 奈良
天然温泉のみならず都会の銭湯をも愛し、温泉により癒しを得る、根っからの温泉好き。少年時代より温泉好きは骨がらみ。多忙な日常の合間に湯けむり行脚、これまた格別。

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長島の湯は絶品  (オートレストラン長島)
湯けむり天使 温泉メダルをゲットしよう!     評価:★★★★  2006年 4月 29日
国道沿いの一見サービスエリアとおぼしき建物にある立ち寄り温泉施設で、事実、天然温泉のネオン表示はあるけれど、よく見なければ温泉施設であるとはとてもではないが認識できない。入口を入ると喧騒なゲームセンター、奥に小さなフロントがあり、券売機も置いてある。情緒のかけらもないが、気軽に立ち寄れるのが美点か。

施設は若干古い。脱衣ロッカーは100円リターン式で、脱衣場に両替機がないため小銭がないと一旦外の両替機まで行かなければならず、随分間抜けなことになるので注意のこと。私など一旦脱衣後、小銭がないことに気づいて再び衣服を着て外にでるという面倒な事態になった次第。

内湯は源泉が潤沢に注ぎ込まれた湯温の高い浴槽と、ぬるめの浴槽が二つ、水風呂もあり、ここも天然温泉の様子。ここでは全浴槽が天然温泉なのである。露天風呂も造られており、細長い岩風呂と2〜3人入れる樽風呂がある。空いていたので樽風呂を独占できたが、これは快適だ。露天風呂の底には枯葉が沈んでいたりして管理の甘さも見られるけれど、なんと言ってもここは湯が絶品である。湯量豊富であるため、湯が潤沢にかけ流しされ、循環・塩素消毒などという姑息な方途は採用されていない。
単純泉ながらも、褐色透明の湯は天然温泉の香り豊富で、肌触り良好、つくづく長島温泉の実力を思い知る。ただ、松ヶ島共同浴場などの湯に比べると若干個性の薄さを感じる。使用している源泉井戸が異なるから当然といえるが。

石鹸・シャンプーの類は設置されておらず、設備は少々古く、一部管理の甘さも否定できない。しかし手付かずの湯をかけ流しし、温泉力で勝負できるこの施設に私は好感を抱いた。設備満載のスー銭より素朴な共同湯が温泉として上であるのと同じ。近所にほしい施設のひとつである。

利用者はトラックの運転手とおぼしき人が多い。駐車場には大量の長距離トラックが駐車していた。彼らにとっては実にもってありがたい施設であろうと思う。
癖のない湯  (鈴鹿さつき温泉)
湯けむり天使 温泉メダルをゲットしよう!     評価:★★★  2006年 4月 27日
JA鈴鹿内にある保養施設。宿泊はできず、日帰り入浴施設である。施設の規模は小振りで、脱衣場も浴槽も小規模なもの。さすがに農協の施設というべきか、平日の昼間に伺うと、入口付近からカラオケの大音響が聞こえる。二階では閑な御仁が大合唱の様子。
小振りではありながらも、小綺麗な施設であることに好感を抱く。脱衣場には血圧計も設置され、無料で計測できる。健康ランドなんかではそれだけで100円とられたりするものである。

浴槽は内湯のみ。奥に面してL字条に主浴槽が広がり、端はジャグジーになっている。少々熱めの湯が浴槽に注がれオーバーフロー、とは言え源泉かけ流しではない。単純泉であるため湯に個性はなく、色合いはやや褐色がかったもので、無味無臭、天然温泉を特別実感できるレベルではない。
主浴槽に水風呂が連なっており、温冷交互浴が愉しめる。

温泉の利用法についての記述を見ると、無加水・加温・入浴剤無添加・塩素系薬剤で消毒とある。わかりにくいのが、循環・濾過装置なしとしながら、温度を一定に保つため循環していますとあるところ。循環はしながらも濾過はしないということかしらん。妙にわかりにくい記述だ。
湯量豊富であるならばかけ流しでよいのではないかと思うし、塩素混入も余計なお世話ではなかろうか。比較的新しい施設であるゆえに循環などさせてしまうのかもしれないが、そんなものは進歩でもなんでもない。色々温泉施設を回ると、新しい施設に碌な温泉はないというのを実感する。

利用者は地元の高齢者が大半、地元民には使いやすい施設だろうと思う。
癖のない湯
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火曜日も定休日でした  (内山温泉 共同浴場)
湯けむり天使 温泉メダルをゲットしよう!     評価:評価なし  2006年 4月 25日
本日出向いてみたところ、ポンプの焼付きは改善されて営業は再会しているものの、月曜日のみならず火曜日も定休日となっておりました。利用者は大半が地元民でしょうが、遠くから評判を聞いて赴こうとする温泉好きの方々は注意が必要です。私など一度目はポンプの焼付き、二度目は予想外の火曜日定休日で振られ、片道100キロの路程が無駄になった次第。残念!

定休日は月火の週二回、20時30分までに入場のこと。
源泉そのままのくすり湯  (湯の峰温泉公衆浴場)
湯けむり天使 温泉メダルをゲットしよう!     評価:★★★★★  2006年 4月 22日
つぼ湯に入ったあとに、くすり湯に入浴してみた。くすり湯は380円であるが、つぼ湯とセットで750円である。一般浴場は250円で、こちらは加水されており、やはりここでは源泉100%のくすり湯といきたいところだ。くすり湯というネーミングだけでは薬草湯のようなイメージだが、何等添加されていない純然たる源泉かけ流しの温泉である。

脱衣場も浴室も小さなものであるが、100円リターン式のロッカーがあり、観光客に配慮したものとなっている。設備は5〜6人が浸かれる程度の内湯が一つあるのみで、その浴槽に冷ました手付かずの源泉が注がれているわけである。含硫黄ーナトリウムー炭酸水素塩泉の湯は、硫黄の香りと硫黄が酸化して白濁してくるのが特徴だ。白い糸くずのような湯の花が大量に舞うのも結構なものである。源泉は90度を超える熱いものなので、自然に冷ました湯を使用したのがこのくすり湯、加水して冷ましたのが一般浴場ということになる。私の入浴時は特に熱いとは感じなかった。
ここは純粋に湯に浸かる療養泉の色合いが濃く、石鹸・シャンプーの類は利用禁止。

待合場所には、古き時代の湯の峰温泉の写真などが掲げられており、湯小屋の建つ前の、甚だ開放的な雰囲気のつぼ湯の写真などがあり興味を誘う。また、公衆浴場の建造物自体も情緒あるもので、湯治場の雰囲気が好きな人にはうってつけだろう。受付のおじさんも愛嬌抜群である。

つぼ湯の効能は優れたものだろうが、30分の時間制限がある。一方、くすり湯には制限などない。湯の峰の湯を安上がりでじっくり堪能するにはここが一番かと思う。
源泉そのままのくすり湯
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世界遺産登録温泉  (つぼ湯)
湯けむり天使 温泉メダルをゲットしよう!     評価:★★★★★  2006年 4月 20日
なんと言ってもつぼ湯は湯の峰温泉の象徴、小さな谷川の岩床に小さな湯小屋が建っているだけのものだが、1200年ほど前から湧いているとされるとてつもない歴史を有する温泉。世界遺産の湯はここでしか入浴できない。

この湯は貸し切りであるので、湯の峰温泉公衆浴場の受付で料金を支払い、番号札をもらう。待ち時間はつぼ湯の近くにあるお茶屋さんで休息するのが便利で、温泉水を利用した珈琲はなかなかの味だった。なお、入浴時には小屋の外に靴を置いておくのがルールらしく、靴のまま小屋に入ると管理人のモニターでその様が映し出されるため、マイクで注意されて恥をかくので注意のこと。

岩の湯舟はせいぜい大人二人が入浴できる規模、私が入浴した際にはやや青みがかった乳白色といった色合いで、硫化水素臭が小屋に充満してまことに芳しいものだった。湯温はさすがに高く、水で冷まさなければゆっくりと入浴できない。たとえ一時水で湯温を下げたとしても、湯舟が小さいのですぐに温度は戻る。
底は砂利になっており、下から源泉が湧いている。憧れの足元湧出温泉である。これぞ天然温泉。

泉質も雰囲気も申し分なく、そのうえ唯一の世界遺産登録の湯ときている。750円必要だが、公衆浴場にも併せて入浴できるのでむしろ割安感さえ感じる。
世界遺産登録温泉
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槙づくりの重厚な浴場と優れた温泉  (旅館あづまや)
湯けむり天使 温泉メダルをゲットしよう!     評価:★★★★★  2006年 4月 18日
湯の峰温泉の中心にある老舗旅館で、他にも民宿が多数あるけれども、この旅館が最も格式高く情緒たっぷり、純然たる和風旅館の典型である。格式高いとは言え、従業員の物腰は柔らかく応対はすこぶる丁寧で、立ち寄り湯であっても快く迎えてくれる。このあたりの従業員教育はさすがである。第一印象からして優れものだ。

ここは内湯が優れる。露天風呂もあるが、小じんまりとしたもので、泉質も圧倒的に内湯が良質だ。大正時代に建造された槙づくりの浴場に一歩足を踏み入れただけで、歴史の重みに圧倒される。浴槽は二つあり、主浴槽には加水された源泉が掛け流され、やや熱めの湯、もう一つの小さめの浴槽が、冷まし湯と称される、源泉を冷まして湯舟に掛け流した源泉100%の素晴らしい湯で満たされているものである。この浴槽が泉質面では最高だ。白い糸くずの如き湯の花が大量に舞う湯に浸かると、地球の恵みを一身に受けている感じがする。
蒸気風呂もあり、これは高温の温泉の熱を利用したもの。蔵の中に入ったような薄暗さと、温泉の香りの蒸気がまたよろしい。スーパー銭湯の蒸気風呂などとは雲泥の差だ。

湯の峰温泉全般に言えることだが、この旅館の温泉には硫黄臭が特徴的で、つぼ湯のように時折色合いも変化するらしい。私の入浴時はやや灰色がかった白色であった。硫化水素臭が天然温泉の魅力を増している。

つぼ湯も良いけれど、湯の峰に来たならば、旅館あづまやの歴史ある温泉に浸かってみるべきで、利用して損はない。600円で立ち寄り湯も悪くないが、本来ならゆっくりと宿泊したいもの。
なお、この旅館の敷居が高いと思われる向きには、例えば同系列のあづまや荘という民宿に宿泊し、夜間にでも旅館あづまやの湯に立ち寄るという手もある。民宿あづまや荘の浴衣を着ていれば、旅館あづまやの温泉にも入ることができる。民宿料金で、双方の湯を堪能できるのだから、これはお勧めだ。随分安く済む。
槙づくりの重厚な浴場と優れた温泉
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素朴な公衆浴場  (川湯温泉公衆浴場)
湯けむり天使 温泉メダルをゲットしよう!     評価:★★★★  2006年 4月 16日
川湯温泉は大塔川沿いにいくつもの民宿が並び、その一角に公衆浴場がある。小さな建物で、赤い温泉マークが印象的。温泉マークを見るだけでテンションが上がる私が変なのかもしれないが。
素朴な共同湯の佇まいであるため、脱衣場には脱衣籠があるのみかと想像していたが、ちゃんと鍵付きロッカーもあるのには感心した。100円が必要だけれど、リターン式であるのが嬉しい。観光客への配慮が見られる。

浴室は小さなもので、タイル張りの浴槽が一つあるのみ。なんら凝った設備など無く、ただただ温泉が浴槽に注がれているのみだ。この素朴さが、共同湯の醍醐味でもあるので、私などは最近このような施設こそが貴重なものだと考えるようになった。
泉質はアルカリ性単純泉で、無色透明、一見無個性な湯であるものの、香り立つ硫化水素臭がこれまた結構なもので、湯量豊富で清明な源泉が豊富に浴槽に掛け流され、オーバーフローしているのを見るにつけ、有難さを実感する。

川湯温泉と言えば仙人風呂がまず頭に浮かぶけれど、このような素朴な共同湯もまた優れもの。仙人風呂は季節が限定されるが、ここなら年中入浴可能であるし、泉質も満足できるものである。個性豊かな色付き・味付きの湯もよろしいが、清明で一見無個性でありながら、何も加工されていない純然たる天然温泉をかけ流しで堪能できるこの施設に、私は大いに満足した。

なお、料金は200円から250円に改定されていますので念の為申し添えます。
素朴な公衆浴場
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下町の浮世風呂  (天然温泉テルメ龍宮)
湯けむり天使 温泉メダルをゲットしよう!     評価:評価なし  2006年 4月 12日
源泉かけ流し方式の露天風呂が新設されて以降、魅力が倍増している。以前も大阪では随一の個性的銭湯で重宝したが、現在では天然温泉の実力も大幅にアップした。

内湯の天然温泉浴槽は加水・加温・循環・塩素消毒である一方、新設された露天風呂は加水なし・加温なし・かけ流し方式・塩素消毒となっている。源泉注入口の熱い湯をすくってみると、さすがに天然温泉の香気で、金気臭が浴槽の湯とは比較にならぬほど強く感じられる。一方その横からも湯が排出しているが、こちらは浴槽の湯と同じもので新鮮味に欠ける。即ち循環ではなかろうか。確かに源泉が絶え間なく注がれ、一見かけ流し方式ではあるものの、循環した上で絶えず源泉を注入する方式半循環というのが正確ではなかろうかと思う。
泉質良好な塩の湯で好ましいと思うのだけれど、神戸の温泉銭湯のように加水なし・加温なし・循環なし・という類とは異なる。若干の塩素臭が漂うのも残念だ。

とは申せ、内湯の湯よりは格段に優れる湯で、露天風呂の新設により魅力は大幅にアップしたのには違いなく、既存の様々な個性的アイテムと相まって、庶民の浮世風呂の如き存在である。凡百のスーパー銭湯などより格段にお勧めできる。
小振りだけれど内容充実  (昭和湯)
湯けむり天使 温泉メダルをゲットしよう!     評価:★★★  2006年 4月 10日
松虫通りを西に向いて行くと、岸里の交差点を右折、国道26号線を北上すれば間もなく左側に見えてくる。天下茶屋駅からも程近い場所にある。比較的小振りな外観だが、国道沿いなので、見落とすことはなかろうと思う。

暖簾をくぐると、いきなり眼前にラドン発生装置があり、随分近代的であるわいなと感心しながら戸を開けると、昔ながらの番台形式、建物もそれなりに古く、一昔前の体重計や、3分20円の旧式ドライヤーなどが郷愁を誘う。ここは昭和の設備が残されている。ぶら下がり健康器まであるが、これも相当年代物。このような昭和ノスタルジーも悪くない。

脱衣場も浴室も左右ではなく前後に長い造作になっており、奥行きのある造り。浴室を入るや否や、小さな掛け湯用の湯溜めがあり、早速掛け湯をすると何とこれが水、心臓止まりそうになる。しかし隣にあるカランからはちゃんと湯が出るので問題ない。飲水場も設けられ、設備は充実している。
浅深主浴槽、電気風呂、寝風呂及び座り風呂が連なり、後者はジャグジーとジェットで、入浴剤入りである。更に奥へ行くと中二階らしき造りで、小さいながらも露天風呂、ラドン発生の蒸気風呂、乾式サウナ、そして小振りな水風呂がそろい、随分と内容豊富である。蒸気風呂と水風呂の往復などはなかなか快適だ。尤も、この銭湯は一つ一つの浴槽等の設備が小さめで、利用者が多いとやや不便かもしれない。更に、脱衣場には、珍しい人間乾燥機なるものも設置され、ちゃんと作動していた。

西成の庶民的な銭湯の一つ。別段天然温泉で満たされているわけではなく、特筆すべきものでもないけれども、銭湯としては充分及第点をあげられる。ただ、塩素消毒臭が少々きついというのが実感で、どうにかならないものかと思う。
加工された源泉  (極楽湯 東大阪店)
湯けむり天使 温泉メダルをゲットしよう!     評価:評価なし  2006年 4月 8日
銭湯料金の割安価格で、相変わらずの大盛況である。これだけの設備を有しながらの大判振る舞いだから、銭湯代わりに利用する近隣の人が多いのもうなずける。やたら人が多いので、くつろげる雰囲気ではなく、私がここを利用する場合でも、銭湯代わりであり、それ以上ではない。天然温泉の泉質も、悪くはないけれども、温泉を享受するレベルではない。そんなことを格安のスーパー銭湯に求めても無駄であること承知で言うのだが。

天然温泉浴槽のうち、内湯部分は完璧な循環湯で、立派に塩素臭漂う代物、私はほとんど入ることはない。露天の岩風呂は少々ましという程度で、一番上の浴槽には源泉が注がれ、それがため湯温に温度差が生じる場合があると表示されている。確かに少々熱い。源泉と称する注ぎ湯をすくってみると、若干の天然温泉の香りがするし、浴槽からも強い塩素臭は感じない。塩味は抜けておらず、源泉は良好な塩化物泉なのであろう。
ただ、除鉄・濾過されてきれいな薄黄色透明の湯には魅力を感じないというのが実感で、注入される源泉そのものが既に加工された代物であるがゆえに、源泉を注入という表示には少々疑問がある。加水をしていなくても、徹底して除鉄・濾過したものは源泉とは言えないのではないか。従って、ここの露天風呂も、天然温泉そのものというより天然温泉を加工した湯を利用しているという程度のもので、大半のスーパー銭湯が同様の温泉利用方法である。

一例を挙げると、尼崎の「湯の華廊」では、除鉄・濾過など無粋な処理を施すことなく、鉄錆色の源泉が浴槽に湛えられている。源泉そのままの湯を注入し、かけ流し浴槽では塩素消毒もない。スーパー銭湯であっても、このように良心的な源泉の利用方法を知っているところもちゃんとある。一方で除鉄・濾過しなければ綺麗な温泉ではないとの認識があるのであれば、残念なことだ。鉄分があれば色が変化するのは当たり前で、天然温泉であれば湯の花が舞うのも当たり前のことなのだ。それが清潔感を損なうといった感覚で、濾過してしまう所業は問題だ。尤も、湯舟に舞う湯の花をゴミでも舞っていると勘違いして「汚い」と文句を言う愚かな客もいるので、施設側も悩ましいことであろうが。

格安の料金で天然温泉を提供するこの施設は貴重であるのに、源泉の利用方法が残念である。限られた温泉資源が勿体無いと思う。
観光の拠点として便利  (天然温泉なべた川)
湯けむり天使 温泉メダルをゲットしよう!     評価:★★★  2006年 3月 26日
宿泊で利用した。長島スパーランドで遊んだり、名古屋方面観光の拠点として便利な場所にあり、また利用料金がリーズナブルであることも利点のひとつ。同宿客にビジネスユースの方もおられ、安い料金で天然温泉付きの施設に宿泊できるのも有難いことだろう。ただ、濁った鍋田川沿いの、ごく普通の住宅地に位置し、建物も無機質なもので、風光明媚さや和風情緒、若しくは豪華絢爛さを求めた場合、いずれも裏切られる。飽くまで安く泊まれる気の張らない温泉旅館のレベルである。

日帰り温泉利用施設としても機能しており(むしろこちらが主流か)、温泉利用者は甚だ多い。近隣住民はここを銭湯代わりに利用しているのではと思うほど、夜間になっても利用者が多かった。浴場は夜10時まで利用可となっており、宿泊者も同様なのは少々納得がいかない。また、ロッカーが10円取り込み式というのも随分とせこい話で、また利用者も10円が惜しくて鍵をあけたまま入浴している人が大部分であるのを見るのも妙に物悲しい。
浴室は温泉旅館としては比較的広いといえるが、情緒はない。私は旅館でジャグジー・ジェットや遠赤外線サウナに入りたいとは思わない。天然温泉浴槽は内湯に一つ、露天の岩風呂に一つ、湯温はうまく調節され、熱くもぬるくもなし。

肝心の泉質は食塩泉で、ごく薄い黄色透明、無臭、微食塩味の個性薄いものである。木曽川対岸の、長島のモール臭漂う飴色の個性豊かな湯とは対照的。尤も、比較的大規模な浴槽であり、循環利用され、個性も薄くなるのはやむを得ないところ。残念ながら、湯に力がなく、平凡な塩素入り循環湯である。

宿泊施設としては平凡だが、観光拠点として安上がりに利用するなら格好の宿といえるだろう。
観光の拠点として便利
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再訪、やはり優れた湯  (松ヶ島共同浴場)
湯けむり天使 温泉メダルをゲットしよう!     評価:評価なし  2006年 3月 25日
近隣の温泉旅館に投宿中、宿を抜け出して入浴してみた。時刻は7時40分ほどであったので、番台のおばさんに「8時までですので急いで下さい」と促され、慌しい入浴となったが、モール臭漂う極上の湯はそのまま、有難く湯を堪能した。どうやら7時55分には通常湯を抜いてしまう様子。営業時間が短いのが残念。地元民のための共同湯ゆえ文句は言えないが。

平成の大合併のため、長島町が桑名市に統合されて消滅、そのため長島町立松ヶ崎共同浴場は長島町立ではなくなった。一緒に入浴していた地元民の話では、長島町時代に享受してきた運営資金援助が現在では切られ、存続させるには入浴客の増加による収益増が不可欠とのこと。値上げ若しくは客数を増やすしか、存続させる方途なないのかしらん、安い入浴料で素朴な情緒あふれる共同湯の性格が変わるとすれば、なんとも悩ましい話だ。ここは素朴な共同湯のまま人知れず存在して欲しいもの。部外者の勝手な言い分と承知すれど、このような施設は温泉文化の至宝ともいうべきものだから、消え去るのはあまりにも悲しい。

大島共同浴場も同様だが、この輪中の共同湯は実に綺麗に使われており、感服する。地元の利用者の意識の高さの賜物だろう。
再訪、やはり優れた湯
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輪中は優れた温泉郷  (大島共同浴場)
湯けむり天使 温泉メダルをゲットしよう!     評価:★★★★  2006年 3月 21日
長良川河口堰の程近く、なばなの里を挟んで、地元民のための共同湯が二つ存在する。北側にあるのが松ヶ島共同浴場で、南側の大島地区にあるのが大島共同浴場である。長良川で川魚を獲る漁師たちの船が停泊する入り江から少々奥に入ったところにひっそりと在る。観光客は恐らく訪れることがなかろうし、発見するのも少々難しかろう。私も近くまで行きながらも建物の在り処がわからず、地元民に教えを乞うた次第。夜間しか営業していないので、ますますわかりにくい。
建物自体は公民館とおぼしき小さなもの。番台もなく、100円の入浴料を箱に入れて入浴、当然のことながら私が入浴中には地元民以外誰もいなかった。ここは自治会が管理する施設である。

当然脱衣場も浴槽も小さなもので、脱衣場には鍵付きのロッカーなんてものがあるはずもなく、脱衣棚があるのみ。浴室内には4〜5人はいればいっぱいになる小さな主浴槽ひとつとカランが三つ、入室するなり松ヶ島共同浴場と同様のモール臭、油臭とおぼしき匂いが鼻を衝く。長島特有の飴色の湯がかけ流されているのも松ヶ島と同じ。R15・R16の混合井を利用しているのも同じだから当然同じ湯である。
湯は少々熱めだが、源泉を一旦タンクに溜めて冷やし、その冷泉を水がわりにして利用することができるシステムで、浴槽の温泉を薄めることなく冷やすことができるのもありがたい。それもこの施設にとっては合理的なシステムで、真水を利用するとかえって高くつくことになる。
建物の裏側にまわってみると、温泉がホースからジャバジャバと垂れ流されていた。新鮮なかけ流しの湯に恋焦がれる私には随分勿体無い感覚に囚われる。

松ヶ島よりこちらがの方が新しいけれど、建造物が無機質で、その点で情緒に欠けるともいえる。しかし湯は極上で、すこぶる安価で素晴らしい湯を堪能できる。常連客の地元民は大概が漁師であることもあってすこぶる陽気で、話をするのも面白い。本来地元専用のこの湯に、最近はネットで検索して入浴しにくる人も増えた由。温泉好きには素晴らしい宝石に思えるが、あくまで地元民のための施設であることを意識して、謙虚に湯を堪能した。

意外と知られていないが、輪中は優れた温泉郷だ。
輪中は優れた温泉郷
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湯の花舞う良質の湯  (天然温泉ジャブ)
湯けむり天使 温泉メダルをゲットしよう!     評価:★★★★  2006年 3月 18日
東名阪自動車道四日市ICから車で20分ほどの住宅街に位置する入浴施設。施設は比較的古くなっており、屋号と相まって洗練度には欠けるけれども、受付嬢も愛想良く、雰囲気は悪くない。下足箱は100円リターン式。

都会のスーパー銭湯と比較すると、やや小規模な造りで、脱衣場のロッカーや洗面台も少なめ。浴室には主浴槽を中心に、電気風呂、水風呂、サウナなど一通りのもはそろう。
主浴槽はジャグジー付き寝風呂も付属するぬる湯部分と、熱めの湯が満たされている部分に分かれ、ぬる湯部分の面積の方が格段に大きい。高温湯の浴槽はかなり熱い。
サウナは小さなものだが、井戸水が使用されている水風呂は結構立派で、飲用も可能。ペットボトルご持参のご隠居も居られる。
露天エリアには岩風呂と温水プール。温水プールはすべり台もあることなどから子供用とわかる。打たせ湯もあり、なかなかの設備を備えている。

ここでは水風呂を除くすべての浴槽に天然温泉(アルカリ性単純泉)が満たされ、循環濾過装置のないかけ流しで提供されている優れものだ。日1000トンを超える湧出量を誇り湯量豊富であるため、姑息な循環装置など必要ないのだろう。塩素消毒臭などとも一切無縁で、純粋の天然温泉を愉しめる。露天風呂の湯が特に泉質良好で、単純泉と軽視することなかれ、緑がかった褐色の湯は湯の花が舞う結構なものである。

地元の老人とおぼしき御仁に、確かに入浴マナーの甚だ悪い行為が散見される。かかり湯しないで湯舟に入る人、水風呂でうがいをする非常識な輩も見られた。この手の非常識な輩はここに限らずどこにでもいることであるし、大概どこの入浴施設でも同じような思いをする。私は循環なし、塩素消毒なしの天然温泉を供給するこの施設に好感した。三重県ではかけ流しの温泉を堪能できる機会が多く、羨ましい限りである。
リニュアル後泉質悪化の典型例  (ふれ愛温泉矢田)
湯けむり天使 温泉メダルをゲットしよう!     評価:評価なし  2006年 3月 11日
近代的設備に置き換わった途端、泉質が悪化する例は甚だ多い。残念ながら、このふれ愛温泉矢田もその典型例、リニュアル後も源泉かけ流しの良質な温泉を愉しめるかと淡い期待を抱いていたが、やはり裏切られた。

温泉分析表に、温泉の成分に影響を与える項目として、加温・循環の後に、濾過・塩素系薬剤で消毒とあり、濾過・塩素消毒の部分は後から貼り付けてある。以前は電気風呂部分のみ塩素消毒を施している趣旨の記載があったが、今ではその記載はない。即ち天然温泉浴槽はすべて塩素消毒を施されているということ。それにつけてもよく表示が変わるものだ。リニュアル後、はじめから循環・塩素消毒の施設であるならそのとおり正直に書けばよいのに。

源泉かけ流しか循環か、塩素投入の有無など、温泉の香りで大概はわかってしまう。旧施設の温泉と比較して、明らかに泉質は悪化している。現在の湯は、残念ながら天然温泉の香気は消えうせ、使いまわした湯の臭いがする。強烈な塩素臭がしないのが救いだが。

田舎の温泉と違い入浴者は半端な数ではなく、衛生面での管理も重要だろう。水道料金の問題もあるだろうし、バリアフリーの要請もあることだろう。しかし、素晴らしい湯をかけ流しで愉しめ、庶民の桃源郷とおぼしき共同湯の雰囲気濃厚だった旧施設と比較すると、寂しいことこのうえない。

新しい近代的金ピカ温泉施設の大半は、温泉を殺してしまっているようだ。
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