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口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2018年12月29日)
27件中 1件~27件を表示
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那須高原の帰りに朝風呂で寄りました!
雪が降っていたのでおじさんがびっくりしてましたが、ちゃんとお風呂の準備はしてあって、朝一入れました!
噂通りとっても良いお湯ですね!
建物は致し方ない…。どなたかグランディングとかで建物直してくれませんかねぇ。このお湯を残してほしいものです。12人が参考にしています
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先日茶臼岳登山の帰りに行ってきました❗
前々から行こうと思っていてなかなか行く機会がなくて、行けませんでしたがやっと行けました❗
一言「最高です❗」
施設は相変わらずの風貌でしたが、お湯は最高でした❗
また、那須方面へ行った時はよりたいと思います。
オーナーのおやっさんも気さくな方でです
🎶10人が参考にしています
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ある種の温泉ファンにとっては避けて通れないところだと思いますが、ネット上ではずーっと廃業するとの噂が流れておりますで、バスタから高速バスに乗り行って参りました。那須温泉のバス停から徒歩で向かう場合、短い道程ですが到着までの難易度は高いので、場所は下調べしておいた方が良いかもしれません。私は方向音痴ではありませんが、本来曲がるべきところをスルーしてしまい、地元の方に案内してもらった進入を躊躇してしまいそうな細い道を通り、何とか辿り着きました。
以前からテレビやネットで散々拝見しておりましたが、実際に目の当たりにすると、もう衝撃なんてもんじゃない。発見したとき『まさか、これじゃないよね???』って思いましたし。その姿は色んなところで紹介されておりますが、私も数枚、写真を撮ってきましたので、良かったら見てやってください。
http://www9.plala.or.jp/gumanist/kiraku.JPG
しかし、どうしたらこんな姿になってしまうのか。倒壊しないで残っているのが奇跡的に思えます。
で、風呂ですが、天井が剥がれ落ちたりしていましたが、確かに建物が倒壊寸前の割にはいい感じです。湯船は並んで2つ。ですが、湯が溜められていたのは片方だけでした。湯はパイプを通じ湯面スレスレのところで投入されており、コックをひねると投入量を調整できる仕様になっているようですね。私はバキッといっちゃったらマズイんでひねりませんでしたけど。ちなみにパイプは各2本(計4本)ありましたが、1本は無稼動でした。湯の印象は那須湯本にあって鹿の湯とは異なるもの。硫黄は感じられるものの強烈ではなく、湯船の底が確認できるくらいの白濁度。ライトな浴感で細かい黒い湯の花の浮遊があり、温度は温めに調節されておりました。
まさに唯一無二、やはり行っとくべきところでした。物理的にもいつ営業困難になっても不思議ではありませんので、まだ行かれたことのない方は早めが良さそうですね。たぶん想像を超えてくると思います。32人が参考にしています
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すごくよかった!
もともと北温泉を目指してましたが、営業時間外だったのでたまたま検索したこちらの温泉に行きました。
向かいの御主人にお金を払い入浴しました。
結果すごく満足です。感想はほかの方が書いてるのと同じようですけど、飲湯もして中と外で珍湯を楽しみました。
たまたま一緒に浴室にいた方の話では、御主人が半年のうちに閉館しようかと周りの宿の人に言ってるそうです。
とにかくとても素晴らしいのでまた行こうかと思います。7人が参考にしています
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大晦日に伺いました。
正月も休みなしでやるそうです。
相変わらずの、老松でした。8人が参考にしています
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閉館の情報もありますが、2016/9/29に訪問しました。
ご主人お一人で人手が無いために宿泊は出来ないそうです。
細い道なき道を進み本当にこの奥に宿が……??と思うところに入っていきますがすぐによく写真で上がってるあの建物(?)の外観がでてくるのですぐに分かります。
外観等々は他の方々の通りです。
お湯も本当に素晴らしくて毎日でも入りたいくらいです。
平日の昼間なのでガラガラでしたが、夕方は地元の方や、土日は湯治の方がいらっしゃる様です。観光客もそうそう来る事もないようで、
ご主人『どうみても健康そうだけど何しにこんなとこに……?』
僕『ただの温泉マニアです(笑)』
ご主人『たまーに兄ちゃんみたいな変わった人もくるんだよねー(笑)東京からわざわざ来る価値あるかわからんけどいい温泉だからゆっくりしてって~』
気さくなご主人で温泉も満足です。むしろここに泊まりたいくらい!(笑)14人が参考にしています
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本日入湯してきました!宿泊は無くなり、温泉のみに成った見たいです。
12人が参考にしています
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2016年2月29日現在営業してました。
他の方の書き込みで大体は書かれてるので多くは語りません・・
初めて1人で昼間行きしたが完全貸し切り状態でした。
ホラー感満載で正直怖かったです。
夏と夜は絶対行けないですね・・
ただ、お湯だけは最高でした。
廃墟マニアではないのであしからず・・6人が参考にしています
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カップルで行きましたが皆さんの意見と
は異なり何と男子湯は満員。
女湯貸し切りにするから二人で入りなと
言われて幼稚園以来の女湯に浸からせて
頂きました。優しいお爺ちゃん💕
実は元々は
お隣の更に古風の温泉を目指しましたが
もちろん潰れていました。5人が参考にしています
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廃墟ファンの間ではつとに有名な施設。
以前、目の前まで行きましたが、その時は女房連れで、女房はこの廃墟を見るだけでも不快そうだったので、建物だけ観て入浴はあきらめた経緯があります。
今回、早朝に出発し訪ねました。
建物は崩壊してますが、外にまで硫黄臭がして期待に胸が膨らみます。
8時前についてしまい、外で待っていたら中で物音がしたので、玄関をノックしてみました。
すると愛想の良いおじさんが出てきて「びっくりした。税務署かと思った。」などとジョークを飛ばします。
「まだ、湯は満杯じゃないけどいいか?」というので、さっそく入らせてもらいました。
浴室は鄙びてはいるものの、建物ほど朽ちてはいません。
湯船は二つですが、湯を張ってあるのは一つだけで投入量もチョロチョロです。
透明度50センチくらいの白濁湯で、硫化水素臭は顕著です。
口コミの通り、この地域に珍しくアルカリ泉質なので、やさしい感じで長湯できます。
途中で常連さんが一人入ってきて「湯は良いんだが、親父がやる気がない。少し掃除すればいいんだが」などと愚痴を言っていました。
でも、この雰囲気は、本当の山奥の湯治場みたいで、今は無くなってしまった万座日進館の湯小屋を思い出したほどで、もう関東ではみられない古さなのではないかと感心し、1時間ほど堪能しました。
その後、宿の中を散策しましたが、部屋などは結構きれいなのですが、廊下は床が抜けそうだったりと、よほどのことがないと旅館としての再生は難しいという印象でした。
あと、これは大事なことですが、車で来た場合、宿の目の前までは行かず「老松温泉の石碑」(温泉レスラーさんの写真参照のこと)のある手前のスペースで止めてください。
でないと、バックで山道を戻らなければならず危険です。8人が参考にしています
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周辺の温泉が強い刺激泉が多い中 アルカリ性の温泉 辿り着くのに苦労するかもしれないが それだけの苦労する湯でもあるよ 温泉分析書などは無論ない
8人が参考にしています
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前回と同じく、ゴミ入れ満杯、灰皿は吸い殻の山、マットはビチャビチャ・・・
男女とも貸し切り状態、かなり温かったので蛇口全開してお湯を足しました。良く温まる温泉です。
写真は連れが撮った女湯です。浴槽は二つ有りますが、片方だけが使われていました。15人が参考にしています
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私は、凄く気に入りました。
建物はボロボロでも、お湯が素晴らしいので、マニアなら気に入るはずです。
ぬるい温泉なので、いくらでも入っていられ、腰痛、肩凝りもすっきり治ってしまいました。
また、絶対に行きます。7人が参考にしています
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久々に行ってきました♪
那須の有名な鹿の湯の近くにあります。
キレイな温泉しか入れない人にはムリです。
佇まいは廃墟です。建物、完全に半分崩れ落ちています(マジ)
建物の中身が丸見えになっているのを粗大ごみ?家具?で塞いで営業しています(笑)
マニアにはたまりませんね。
館内は昼間でも暗く廊下の壁もボロボロです。
温泉は内湯が男女別に1つずつ。
立ち寄りは500円です。
鹿の湯と同じく白濁の硫黄泉ながら、鹿の湯とは異なり甘味があり明礬系なのかな?若干アルカリ性と思われます。
鹿の湯が大混雑していてもここは空いてますね♪
この日も始終貸切りでした☆11人が参考にしています
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口コミを見て興味津々な老松温泉に行ってきました。廃屋状態の建物は屋根が直してあったようです。脱衣所は狭く暗く使い物にならないロッカーの上にカゴがありました。常連の先客曰く最近は片方しかお湯が張ってないそうです。1時間入浴してる先客が36℃以下の超ぬるま湯にしてたのでその後熱い湯のコックを開けました。また那須に来たら寄りたい温泉です。
2人が参考にしています
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口コミを見て興味が湧き雲海閣とセットで行って来ました。噂通りの廃墟っぷりで勇気がいりました。何も知らない一般の方が来たら間違えなく引き返すでしょう。母屋にいたご主人に入浴料を払います。「よくこんな所に来たねぇ~。物好きだねぇ~」と言われました(笑) 浴槽が2つありましたが奥の浴槽しか湯が入っておらず「温めのお湯でゆっくり」との事でしたが、少々熱めでした。鄙びと言うより若干不潔感はありますがお湯が良いので気にしない事にします。那須の湯巡りする時は再訪したいです。いつまでも頑張って欲しいです
5人が参考にしています
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2年前のGWに突入。建物が一部倒壊しており、友人がドン引きしていた。浴室も鄙びきっており、洗面器などはいつの時代の物なのか判別つかないほど傷みきっていた。お湯はマイルドな白濁湯。ピリピリ鹿の湯に比べると非常に湯ざわりが優しい。行った時は貯め湯状態だったが、コックを捻れば源泉を追加できる。GWでも貸し切り状態は嬉しい。清潔感を求める人にはちょっと厳しいかも…
7人が参考にしています
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那須湯本、極めれば老松。独占の喜び。加温ながらヨードっぽい香り満載で湯口からでる源泉は、那須では味わえない!あとから酸化硫黄が押し寄せてくる素晴らしい湯。鹿も当然素晴らしいですが、湯フリークは、ここは避けて通れないっす♪
1人が参考にしています
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いつも行く「鹿の湯」を遠慮し、以前に日光湯元の「温泉寺」で、知り合ったご夫婦からこちらを紹介されたのを思い出して、思い切って行って見ました。
雪降る那須街道を一路、那須湯元温泉へ「老松温泉」の看板を右折するといきなり、除雪されていない雪深い急勾配な坂を上ることになり、不安通り、私の日産セレナは、スタッドレスタイヤをはいていますが、FF(2WD)車なので、案の定、最後の急な坂を上りきれず、お守りとして持っていった非金属チェーンを装着し、やっとの思いで到着いたしました。
駐車場には、先客の方々が帰路に着くみたいで、「営業はしている。」と確信して、凍結している雪道を転びそうになりながら、徒歩で受付に到着しました。
こちらは、男女別でして、各2つづつ浴槽はありますが、時期的なこともあり、窓際の片方しかお湯はためられていませんでした。
お湯は、乳白色で硫黄泉です。
ぬるめのお湯にじっくり浸かりますが、気温が低いためお湯の冷め方も早く感じられます。
お湯のバルブを開くと「お湯が全くでない!」
仕方なく一度着替えて、受付まで行き、おばさんに申し出ると「加温しているボイラーのお湯がなくなってしまったのかなぁ」と一言。
すぐ対応していただき、熱い湯が浴槽を満たしてくれます。
帰路についてもしばらく体はぽかぽかと温まり、家についても硫黄臭は、残っていました。
本日の教訓、スタッドレスタイヤ装着でもチェーンは持っていく。 凍結道路でも転ばないように帰りに立ち寄った「那須アウトレット」で靴にはめるスパイク・アイスラバーを購入しました。2人が参考にしています
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以前よりずっと行きたかった老松温泉にやっと立寄ることができました。幹線道路から数百メートル入った所に駐車場(ほとんどただの広場?)があり、そこから砂利道を200メートル程歩くと道の両側に小さな小屋風の建物がありました。噂通りとても営業しているとは思えない廃墟風ですが、事前の想像が行き過ぎていたようで驚く程ではありませんでした。右側のプレハブ小屋が受付になっており、御主人がこたつに入ってテレビを観ており、入浴料金500円をそこで支払います。「温めの温泉でゆっくりしていってください」と声を掛けられ、早速向かいの温泉がある建物へ入りました。玄関には沢山のスリッパが並べられていましたが、かなり年季の入ったもの。らせん状のレトロな階段、壁は所々剥がれ落ちており、怪しさ満点でした(笑)。浴室は入口からみると地下にあり、薄暗い脱衣所の先には結構まともな浴室が見えてきました。浴槽は2つに分かれており、今回は奥のみしかお湯が張られていませんでした。白濁した温泉は硫黄臭がしますが、ここの特徴は何と言っても他の那須湯本温泉とは違いアルカリ性であること。源泉温度は低いので加温していますが、少しずつ掛け流されています。御主人が温めと言っていた割には、適温の40℃少々といった感じで、入浴感は上々でした。ここは一般受けする旅館ではありませんが、何ともミステリアスな雰囲気を醸し出している貴重な温泉だと思います。
3人が参考にしています
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「雲海閣」へ行く道すがら、小さな看板を見て、帰りに寄ってみました。
開きにくい入り口ガラス戸をヤット開け、良い感じの階段をおります。先客一人、浴槽2つ、奥の湯船にお湯はホンノ少しだけです。受け付けで「温いのでゆっくり入って下さい」と言われましたが、当日は適温でした。
写真は入り口奥から撮ったものです。内部はこれほどではありません。2人が参考にしています
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口コミを見て非常に面白そうな施設だったので「わくわく」しながらの訪問でした。
施設への入口らしき所に「那須の珍湯 老松温泉 喜楽旅館」の石碑が建っていた。何故か?これを見た途端、ある意味何があっても、文句言えないなと私は思ってしまいました。
さて、どんな感じかといいますと、施設は元旅館?で外観・館内共に、はっきり言って廃墟!夜だったら肝試しに使えそうな感じさえしました。(多分?ビビリの私には夜の入浴は無理だと思います)そして、ただ古いだけでなく、殆ど掃除はしていない様でして、多少の掃除不足では気にならない私でもかなりビビリました。まあ、こんな感じですので自分で綺麗好きだと思う人には多分無理だと思いますし、普通の人でもかなりの覚悟がいるかな?と感じました。ちなみに浴室は、以外としっかりしておりまして、共同湯にはまっている私には結構?居心地の良い印象でした。お湯は白濁湯(加温)ですが、見た目よりあっさりした感じで香り・浴感も少し弱い印象でした。
最後に評価に関してですが、温泉と別の意味で楽しませて貰えたのと、自ら「珍湯」名乗るユーモアに対して★5つです!4人が参考にしています
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鹿の湯の手前の、大きいカーブの所にぽつんとある小っちゃな看板には、ちょっと前から気づいていました。
そしてついに、行っちゃったのでした。口コミはさらっと、何となく読んでいたという感じで、もう少しよく読んでも良かったかなと・・・(笑)
カーブから右折して辿り着くまでが既に怪しいですから。今までいろんな所に行った私ですから、大丈夫っ、と思っていたのですけれどね。
昨日の雨で歩きにくくなった砂利道を進み、あぁ果てだ・・・といったところに母屋と旅館が存在します。背後や隣の高い建物は、どれも廃墟になっています。
炬燵に入ったままの旦那さんに料金を渡すと、手短かに説明があり、ゆう~っくり入ってってくださいなんて、いい人みたいですが・・・
ガラっと戸を開けると、さすがの私も一瞬言葉がありませんでした。けれども、どんどん、曲がり階段を降りていきます。そしていろいろと不思議な光景?に出会うのでした。
脱衣室では、どこに衣服やバッグを置こうか少し考えましたが、脱衣し、えぇい、という感じで浴室に入ります。
浴室の感じは悪くはありません。鄙びてるというか・・・お湯の量が少ないのが残念に思ったのですが、帰宅してpaw pawさんの口コミを読んで納得しました。
少しずつお湯が流れている方の浴槽の表面には、油膜がたくさん浮いていました。温度はぬる目で、疲労感もあったので、そこで体を放擲するように、少し長い間じっとしていました。
外から見ると小さい感じの建物なのに、迷路のように通路があっていろんな部屋がありそうです。襖の閉まった広間からは談笑する声がします。
表に出て、車のナンバーを見ると、群馬とか福島とか、少し遠くから来ている人もいるようでした。陽光の中を歩きますが、疲労感が続き幻を見ているようにふらふらと後ろを振り返ってみたりするのでした。
ボロッチ系、とてもキタナクなければキライじゃないのですが、なるほどここは特殊系?
その日の夜は、急に車を購入することになったりと、いろんなことがあり、茫然としたままの感じが、一日経った今も続いているのでした。1人が参考にしています
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那須湯元の鹿の湯からそれほど遠くないところですが、オーナー曰く、鹿の湯の逆泉ということで、アルカリの湯だそうです。
当然、源泉は酸性の湯元とは異なり、喜楽旅館の近くで湧いているそうです。そのままでは温いため加熱されます。
浴槽は2つに仕切られ、奥があつ湯、手前がぬる湯です。
19時近くに入ったため、誰もおらず、あつ湯とぬる湯の繰り返しでいつまでも入っていられそうです。
個性的な湯なので、那須に行ったらまた入ってしまうでしょう。2人が参考にしています
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10'3月9日11時すぎ・・・那須の北温泉にひさびさの3連泊を決めたイーダちゃんは、北温泉の受付のおばちゃんとさんざん話しこみ、コーヒーまでごちそうになってのほのぼの帰り道、いささかセンチな心境に落ち込みつつありました。
帰り道っていっつもそーなんです、しゅんとなる。
とりわけその旅が楽しければ楽しかったぶんだけ。
フロントガラスの外、湯本の町には雪がちらついています。窓越しは冬の冷気。淋しくて、悄然とした、静かな景色。とっても綺麗。でも、なんとなくか釈然としていない、それは、たぶんノルマを果たしてない自分への責めの気持のようでもありました。
とゆーのは、僕は、温泉旅にいくたび、新規の温泉を開拓するのを自分へのノルマにしていたのですヨ。ですが、今回の北温泉滞在中には思わぬ大雪に見舞われまして、予定していた福島の公衆浴場巡りが果たせなかったのであります、
いや~ マジ凄い雪でしたもん。スタッドレスを履いてはいましたが、あそこまで豪快にドカッと積もられちゃいますとね~、以前冬の八甲田で廃車事故をやらかしたイーダちゃんは、いつも心理的に引いてしまうのです。
近場の塩原の寺の湯には行った、元湯のゑびすやさんにもひさびさ行きました。
でもでもでも! 新規温泉はいってない。
だもんで、帰路の那須湯本でいささか複雑な心境でいたのでありますよ。と、ふいに「老松温泉」という看板が目に入りました。湯本の帰り道の郵便局付近。橋を渡ってすぐ、反射的に左折をば。
「おし。ここ行ってみよ」
雪のちらつく鉛色の空の下、小ぶりの川沿いの狭い土の道をくねくね上ります。超ひなびた道ですわ。看板がなきゃまずクルマでいこうなんて思わないような道。そこいくとやがて産業廃棄物の置き場みたいながらんとした空き地にでまして・・・どーやらそこが駐車場のよう。そこにクルマとめて、さらに閑散とした道を上ると・・・見えてきた見えてきた、でも、なんちゅーこれはボロイ宿!
最初はほったて小屋のなれの果ての廃墟かと思っちゃいましたヨ。でも違う、そこが目的の老松温泉の喜楽旅館さんなんでありました。あまりの味のあるぼろっぷりにコーフンしたイーダちゃんがパチパチ携帯で写真を撮っていると、「おや、お客さん、お湯ですか?」とご主人らしきひとが向かいの帳場(?)からがらりと現れてこられて。
500円払って、年代物の木戸をくぐり、pawpawさんの写真通りの木のぐるぐる階段をくぐります。お風呂はその先。狭い着替処の衣類籠はなんかいっぱいです。なんとか服をぬいで「こんにちわ~」と湯場入りすると、
ああ、お客さんが数人「こんにちは~」と返してきます。あら、反応いいじゃん、なんて思いつつまわりに目をやると、わ、なんちゅー味わい深いお風呂でせう。歴史臭超ぷんぷん。野沢あたりの共同湯をそのまま小ぶりにして、ボロ度をいくらかUPさせた感じの二連のお風呂です。すべて木製のしんなりした造り。
お湯は湯本らしく白濁してて、さらにそれにいくらか緑がかった感じ。掛け湯してお湯入りすれば・・・ああ、寄ってよかったと心から思いましたねえ。
実に柔らかい、自家源泉のこちら、名湯デス。
温度はそう熱くない、鹿の湯のいちばんぬるいお湯よりさらにぬるい感じ。でもね、こちらのお湯は柔らかくってね、長時間入ってると硫黄の香りがねー 肌ふかーくまで染みてくるんです。
「ね、こちらいい湯でしょ?」と福島発のひとなつっこそうなジモティーのおじさんが話しかけてきます。「わたしゃ、ここまでクルマで30分なんだけど、毎週ここにはくるんですよ」
湯気のもわもわ舞う浴場でおじさんとしばし世間話としゃれこんでみて---イーダちゃんはもーご機嫌ニコニコ状態でありました。
こちら、ごっつーいいお湯、超穴場だと思います。
ただあんまりボロイんで、ボロイのが嫌いなひとはダメだろーなー もったないなー あとあそこの地下の部屋、ひとのいる気配もしたんで、もし泊まれるなら今度泊まってみようかな、なんてひそかにもくろんでもいるイーダちゃんなのでありました☆3人が参考にしています
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ちょっと不安になったので補足しておきます。前回のクチコミで★×5をつけましたが、こちらの施設に関しては特別な評価基準です(笑)。というのも、老松さんはかなり特殊。別の言い方をすると超個性的な存在です。スパ系のお風呂や管理の行き届いた旅館のお風呂をメインにされている方は、良くお考えになってから訪問されたほうが良いと思います。初訪問の際、私の連れは大ブーイングでした。まあ、文句を言いながらも2~3回通ううちに良さが分かったようです。今では私以上の大ファンになってます(笑)。
0人が参考にしています
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須湯本温泉の硫黄泉を存分に楽しんだ後に仕上げの湯として良く立ち寄るのが老松温泉喜楽旅館さんです。なんでも昔から湯本で湯爛れを起こした時の治し湯として地元でも有名とのこと。今でも胃腸や糖尿病、アトピーにも良いと湯本を素通りして来訪するコアなファンも多いそうです。泉質は硫黄泉にしては珍しく弱アルカリ性とのことだが、成分表もなく詳細は謎です。地元でも弱アルカリで通っており、湯本とは一線を画した存在です。
アクセスは、那須街道沿いに立てられた看板に従って細い道を進んでいくと駐車スペース(約10台)に行き当ります。そこからは徒歩になりますが、その駐車場に掲げられた看板がなんとも怪しい。笑点の音楽と同じくらい力が抜けてしまう字体です。しかも左へ傾いています。しかし傾いているのは看板だけではありませんでした。先に少し進むと屋根が剥がれ、傾いた廃墟が出現。成り行きに任せたかのような朽ち果て方です。ひょっとして廃業したのか!?と思ったら、もう少し先にまだ朽ち果ててない建物を発見!小道を挟んで右側が母屋、左側が喜楽旅館になっていて、母屋でおばあさんが番をしていました。料金500円を支払うと「階段を下りて右側」とのこと。早速、旅館棟へ入り昔ながらの湯治場を思わせる階段を下りていきます。最新式の自動販売機や真新しい洗面台が設置され、なんともアンバランスで微笑ましいです。見渡すと改修したばかりの箇所もチラホラと見受けられ、手を加えながら維持しているようですが、それが追いついていない箇所も多く壁のあちこちには黒い染みダレやカビ、今にも落ちてきそうな歪んだ天井パネルなど、挙げたらきりがありません。
そして脱衣所がこれまた圧巻です。壁の染みダレは墨汁を垂らしたようで、色が赤かったらホラー映画世界です。ソファーもありましたがとても座る気になれません。足拭きマットもなるべく踏みたくない代物でした。女性や綺麗好きの人は覚悟しておいたほうがいいでしょう。ただ、湯の成分や建物の構造上、傷みやすく管理や維持には苦労しているようなので、まぁ、大目に見てあげてください。
湯船は二連の総木造りで重厚感もあります。それぞれ4人は入浴できそうです。床、壁も木造りで、鄙びた、いや鄙びきった佇まい。肝心の湯はと言うと、硫黄臭もまずまずですが刺激は全くなく、湯本に比べてもマイルドな浴感。奥の湯船の濁りが薄かったですが、前日に湯を抜いて掃除したばかりのようです。毎日片方だけ順番に掃除するとのこと。源泉口は各2つあり、一つは激熱の熱湯が、もう一つからは水が出るようになっています。もともと源泉量が少ないため溜めておいた源泉をボイラーで沸かして大切に使用しているのだとか。片方ずつの湯船清掃や、常時掛け流しになっていないのは、そうした事情が関係しているのでしょう。もう一つの水も実はただの水ではなく、これも源泉の溜め置きになっています。つまり湯温が熱いときに加水しても、湯の成分は全く薄くならないという、夢のようなシステムなのです。「恐るべし老松!!」と思わず唸ってしまいます。
入浴したのは午後3時頃。上がる頃に地元の古老が訪れるまで、貸しきり状態。静かで柔らかな時を過ごせました。時間がゆっくりと過ぎていく昼下がりのアンニュイを柄にもなく感じてしまったのであります。
今年の正月に立ち寄りで突撃した際には、男湯の天井がベローンとめくれ下がり、良くこんな状態で営業してるな~と度肝を抜かれました。他のお客さんは特に気にする様子もなく入浴しておられたのにまた度肝を抜かれ、2度ビックリ。老松ワールド炸裂です。B級モード全開の老松温泉、今度どうなるのか目が離せません。5人が参考にしています
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