口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2019年5月10日)
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南アルプスと伊那山地に挟まれた大鹿村の塩川沿いに佇む、明治25年(1892年)に開業した鹿塩(かしお)温泉の老舗旅館。また、日本秘湯を守る会会員の宿でもあります。平日の午前中、日帰り入浴して来ました。
鹿塩温泉は、その昔、諏訪大社からこの地へ移り住んだ建御名方命(たてみなかたのみこと)が、湧水を鹿が好んで舐めるのを見て発見したと伝わる古湯。また一説には、弘法大師が諸国遍歴の際一夜の宿を乞うが、山奥で塩が無いと老婆に断られ、その杖にて塩水を知らしめ、泊まることができたとも伝えられています。
入浴料800円は、ロビー奥のフロントで。玄関から左手の廊下を駐車場方向へ戻るように進み、芸能人の色紙や風景の写真パネルが飾られた通路の先に、男女別の大浴場があります。「ヒノキ風呂」と「石風呂」の2つの浴室は男女日替りで、この日の男湯は奥の「ヒノキ風呂」の方でした。
棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左側に5人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、フェニックス製です。
窓際に2人分の木造り寝湯が付いた、10人サイズの石造り木枠内湯があり、無色透明の含硫黄ーナトリウムー塩化物強塩冷鉱泉(源泉名: 鹿塩の湯1号)が満ちています。泉温12.8℃を、41℃位に加温。PH7.9ながら、肌がスベスベする浴感です。加水なし、循環・消毒ありですが、かけ流し併用で塩素臭は気になりません。湯口の湯を口に含むと、しょっぱい。さすが、煮詰めて山塩を作れるだけのことはあります。露天風呂はありませんが、2面大きなガラス窓なので、眼下に川のせせらぎと山の斜面の緑が眩しい爽快な景色。ずっと貸切状態で、まったりできました。
湯上がりは、海水と同じように肌のベタつき感がある強塩泉。是非一度泊まって、自家製塩の山塩を使った料理も味わって見たい宿です。
主な成分: リチウムイオン33.9mg、ナトリウムイオン7932mg、アンモニウムイオン13.4mg、マグネシウムイオン67.1mg、カルシウムイオン359.3mg、ストロンチウムイオン117.7mg、バリウムイオン50.8mg、鉄(II)イオン0.1mg、銅イオン0.02mg、フッ素イオン0.9mg、塩素イオン14050mg、臭素イオン26.4mg、ヨウ素イオン0.3mg、硫化水素イオン3.9mg、炭酸水素イオン137.4mg、メタケイ酸13.9mg、メタホウ酸183.2mg、遊離二酸化炭素16.5mg、遊離硫化水素0.6mg、成分総計23150mg20人が参考にしています
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浴室はすごく綺麗で、広々としている。また、窓がすごく広く、解放感は抜群。対岸は緑に包まれていて、それがそのまま目に映るようになっている。源泉の温度は12.5度しかないため、加温、循環されている。湯船には源泉が注がれているが、これがしょっぱいこと。海水よりも塩分が強いのではないかと思えた。
午前6時に、男女の浴槽が入れ替わるが、前日女性用だったところには、源泉浴槽がある。これが12.5度のはずなのに意外に冷たく感じないのが不思議。沸かし湯と交互に入ると、体がすごくしゃきっとしてくる。
宿のご主人が今もここの源泉から山塩を作っていて、岩魚の塩焼きなどはこの山塩で焼くという。ニガリ分がないため、すごく甘く感じるのがその特徴。この宿は、山のものしか使わないのが料理のコンセプトのようで、いろいろな工夫がなされており、好感が持てた。
チェックインのときとアウトのときしかかかわらないのが、ここの接客態度。あとはご自由に、というのが嬉しい。隅々まで掃除が行き届いていて、気持ちが良かった。10人が参考にしています
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クラツーの昼食付き日帰りツアーで訪問。
高遠の裏側に当たるが、国道152号泉が土砂崩落で通行止めとなっているので、松川IC経由で新宿から4時間半で到着。
中央道が空いていたのに、いつもは使わない観光バスが流れに乗らず、安全運転で走行したため到着が遅れ、食事付きで2時間半滞在予定のところ、土曜日なので、宿泊客が多いと言われ、2時間で追い出されてしまった。
いつもの東京小田バスを使っていればこのような事態に陥らなかったであろう。
無色透明の湯で、男湯には小さな源泉浴槽があるが、新湯が追加されていないので、入る気がしなかった。
宿の社長が1人で作っている山塩50gを530円で販売している。
鹿塩の湯1号 含硫黄ーナトリウムー塩化物強冷鉱泉 加水、加温、塩素消毒、循環掛け流し併用
12.4度 pH7.9 溶存物質 22890 メタケイ酸 12.4 メタホウ酸 157.9 酸化還元電位 (ORP) 48 (2010.11.27)5人が参考にしています
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昔の田舎の原風景があり、何もなくてもそれさえあればいいの
です。自然が豊かで、どこか時間の流れが都会と違います。
海とは程遠い、陸の真っ只中なのに強食塩泉が湧く不思議な
温泉です。私にはとても贅沢な時間となりました。3人が参考にしています
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崖っぷちのような電灯もない山道を30分くらい行くので昼間に行くのが良いと思います。ほんとに何もない山奥でした。日帰り入浴は600円。
お湯はちょっとなめてみると海水のよう。ぬるめの湯だけどじっとしてると汗がだくだく。風呂上りは手が塩でべたついた。気になる人はシャワーをあびればいいと思う。内湯1つなので宿泊したら退屈しそうだな。湯船からの景色はやはり山。ここは源泉かけ流しというのではなく、加水・循環してるとのこと。
温泉街ではなく山奥の一軒屋をさがしてる人にはイメージにあうかもしれないなあ。3人が参考にしています
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伊那の山奥にある鹿塩温泉にある旅館です。その名の通り非常に塩分濃度が高い泉質が特徴で、昔は塩を採っていたという話も耳にしました。お風呂は残念ながら露天風呂はありませんが、清潔感溢れた内風呂で海水の様にしょっぱいお湯が堪能できます。食事は山の幸をふんだんに取り入れたもので、とても美味しかったです。一軒宿なこともあり、付近は静閑で、夜ともなると漆黒の闇が辺りを包み、沢の音だけが耳に心地良く聞こえてきます。ボーっとするにはお薦めの宿です。
2人が参考にしています
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