アット・ニフティロゴ @nifty温泉 @nifty旅行

有名温泉地から日帰り温泉、露天風呂、秘湯まで温泉クチコミ&クーポンも充実

ゲストさん    新規登録ログイン

 @nifty温泉トップ > コラム > 温泉のしごと > 第2回:「建」 ―100年を越える宿の苦労と格闘、そして甘美―  戻る  @nifty温泉トップへ戻る



あなたのおすすめ温泉をクチコミしてください!
クチコミする
※温泉の登録がない場合は温泉情報を [ 新規登録 ]


クチコミ5万件突破&5周年 温泉×はっぴーキャンペーン

紅葉温泉特集:あや錦と温泉で日本の秋を楽しむ!

部屋付き露天&貸切風呂特集 :秋の夜長は温泉三昧

ワンコイン温泉特集 :クチコミで人気の格安日帰り温泉をご紹介!


お出かけ先でも温泉情報&クチコミをチェック



コラム 温泉のしごと


温泉のしごと [ このコラムの一覧へ戻る ]
2004年7月27日更新
第2回:「建」 ―100年を越える宿の苦労と格闘、そして甘美―

100年を超える宿に、100年の香り
 すこし前の話だ。築100年以上という老舗旅館に泊まったことがある。
「こちらがお部屋です」と、通された和室は、お世辞にもキレイじゃなかった。畳は波打っ
ており、部屋に置かれた座布団に座ると、妙なニオイがした。
「温泉宿というのは、座布団まで硫黄の香りかい……?」
そんな風に思いながら、ボクは勢い深く息を吸い込んでみた。たぶん若かったのだと思う。
それは、硫黄ではなく、オナラのニオイだった。
 100年という壮大な時間が脈々と流れ、座布団はいかんなく客人のオナラを吸収した。
ある時は、疲れを癒しにきた炭鉱夫がプッとし、またある時は、駆け落ちの娘がプッとする。
それらすべてを包み込んだ吟醸酒のような深いオナラの香り。
 ここから学べることは、硫黄とオナラのニオイは違うということだ。ときどき、「硫黄と
オナラは同じニオイがする」という人もいるが、キッパリと否定したい。なぜなら、硫黄の
ニオイが立ちこめる湯には浸かれるが、オナラのニオイが立ちこめる湯には浸かれないから
だ。

 さて、そんな話はどうでもいいわけで、四国八十八箇所の道すがらに、やはり創業100
年を超える旅館がある。こちらはオナラ宿とは違い、高名な宮大工によって建てられ、重要
文化財にも指定されている。温泉宿ではないものの、戦後は将校クラブとして栄え、長きに
わたり、お遍路さんから支持されていた。
 いた、というのは、それがもう過去の話だからだ。今、この宿に泊る客はほとんどいない。
重要文化財に指定されている宿に、なぜ客が寄りつかなくなったのかというと、

   [ 次へ ]

| 1 | 2 | 3 | 4 |













こんなコンテンツもおすすめです
最新クチコミ
ランキング・コミュニティ
旅行予約・ショッピング