ところで本題とは全く関係ないが、先日わが家の近くの埼玉県和光市に誕生した「極楽湯」という日帰り温泉に行って来た。お盆のしかも土曜日という事で、物凄いにぎわいぶりだった。たいしたもんだよおっかさん。
湯は弱アルカリ性のナトリウム塩化物温泉で、湯の色は実に濃い例のコーラ色である。舐めてみると大変塩っぱい。実質毎分160リットルの湯が湧いているという。環八の脇でこのような立派な温泉が湧くとはびっくりである。
ここの寝湯がちょっと珍しかった。普通の寝湯というのはおおむね浅めの湯船になっているものだが、ここのはタダの石板の上に枕になるパイプがあるだけ。このパイプから湯が静かに流れ続けているのだ。なるほどこれならのぼせずにゆっくりと文字通り「寝る」事も可能だろう。
様々なマッサージもあるようだ。マッサージおたくの僕としては、いずれまたマッサージのために風呂へ足を運ぶ事になるだろう。
しかし、ドウデモよくはないけど、青ヶ島と何の関係もないね。スイマセン。
秘境・魔境・マジでここは離島なのだ
そんなわけで、無意味な前置きが長くなったが、今回は青ヶ島の温泉をご紹介する。今回はすごいぞ。本物の離島である。離れ小島である。だいたい、どれくらいの人が青ヶ島という島の位置を知っているのだろうか。
そう思ったので一応この島の概略を説明すると、東京からは約358キロ、八丈島から約68キロ南の絶海の孤島である。面積はたったの6平方キロ、周囲は9キロというちっぽけな島だ。人工は200人くらいである。
交通がまた不便だ。まず八丈島まで行って、そこから「愛らんどシャトル」というヘリコプターで行くのである。もう一つ八丈島から還住丸という連絡船が毎日出ているが、個人的にはこの船に乗りたくはないな。その理由は後で説明する事にしよう。
ともかくそんな絶海の孤島にも、ちゃんと温泉はあるのである。知ってはいても入った事のある人はそれほど多くはないだろう。仕事とはいえ、ここの温泉に入れた事を、僕は密かに誇りに思っているのであった。
世界でも珍しい二重式火山の島
まず、この島は形がちょっと変わっている。海に突き出た山のてっぺんに火山の噴火でボコンと穴が開き、その穴の中にもう一つ山が盛り上がっているという感じだ。世界でも珍しい二重式火山の島だという事である。
この島の全容は、大凸部(おおとんぶ)と呼ばれる外輪山の山頂などから見るとよくわかる。ここにはハイキングコースも整備されていて、途中には東台所神社というものがある。「ヒガシダイドコロジンジャ」ではなくて「トウダイショジンジャ」と読む。名主の仇という男が11人をぶっ殺した後で入水自殺し、その後に祟神となったのだという。
この、人殺しを神様として祭ってしまうというのがチト変わっている。なんでも、この島にはこうした荒ぶる魂をより大きな神威で鎮める風習があるんだそうだ。どうです? 絶海の孤島にピッタリのエピソードじゃございませんか。
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