皆様、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしく。
というわけで、実に実に簡単なあいさつが済んだところですぐに本題に入ろうと思うのだが、いかんせん正月ボケがヌケきらず、どうも頭が重い。まぁ1週間もヌルいテレビ番組を見て、酒ばかりかっ食らっていたのだから仕方がないのかも知れない。
ああ、しかし本当に仕事したくねえなぁ。
もっとも、いくら愚痴をいってみたところでお正月休みには終わりがあって、原稿の締切は確実にやって来るのだ。実をいうとこの原稿の締切も明日なのである。事態は切迫しているのだ。お正月休みの間に写真を整理しながらのんびり原稿を書こうと思っていたのだが、気がついてみたら休みも今日で終わりになってしまっていた。
いかん、だめだ、本当にやらなければ! マジでこの原稿落ちるぞ。
天下の険・箱根の山のいで湯の歴史
さて、しょうもない愚痴はこれくらいにして今度こそ本題に入る。新年第1回目の温泉は全国的にも有名な一大観光地・箱根の湯をご紹介しよう。しかも、ただ箱根の温泉を紹介するだけではつまらないので、今回はここ箱根で、なんとスノーボードを楽しんでやろうというオマケ付きなのである。
ご存じでしたか? 箱根でスノーボードが楽しめるということを?
ちょっと意外な気もするが、箱根の、特に芦ノ湖周辺は意外に標高が高いのである。ちなみに芦ノ湖あたりの標高は約720メートル、ちょっと豆知識を御披露すると、国道1号線の最高所も芦ノ湖の近くにあって、標高は874メートルである。
いかんいかん、例によってまた話がそれた。そうそう、スノボの話だった。しかし、スノボの話の前に、まず箱根の温泉のことを説明しておこう。
箱根路の温泉は、かつては「箱根七湯」と呼ばれて、江戸時代からかなりにぎわっていたらしい。文化8年(1811)には『七湯の枝折』なるものも書かれ、そこには各温泉の効能や入浴の仕方などが事細かに記されている。
「ナマズ」に効く温泉?
面白いのはその効能で、中には今の人にはほとんど理解できない病名も並んでいるのである。例えば、「なまず」「すじけ」「腎虚」「金瘡」「こしけ」「なが血」などなど。
「ナマズに効く温泉」とはこれいかに? ナマズに噛まれた傷に効くのかねぇ? と思ってしまうのであるが、温泉ライターの第一人者である野口冬人氏が書いた『全国温泉大事典』(旅行読売出版社刊)によれば、「なまず」とは皮膚病、「すじけ」は筋肉痛、「こしけ」「なが血」は婦人病の一種、「金瘡」は刀傷など、「腎虚」は衰弱、不能者など、ということになっている。
尾籠な話だが、つまり箱根の湯はインポも治るというわけである。すげえ、バイアグラいらずの湯だ。
しかし、僕も出版社勤務の頃から数えるとおそらく100回くらいは箱根の湯に浸かっているのだが、ここのところマイセルフに元気がない。EDという言葉が実感を持って心に響いてくる年頃である。「わたしならそうします」というサッカーの神様の言葉も、今の僕にはとても含蓄があるように聞こえるのだ。
やばいやばい、また話がそれた。無駄口をたたいている場合ではない。さっさと温泉の紹介をしないと、スペースが無くなってしまう。僕の息子の話はまたの機会に譲るとしよう。
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